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笑う死体 マンチェスター市警 エイダン・ウェイツ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/08/28 |
| JAN | 9784102401521 |
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笑う死体
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笑う死体
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
シリーズ2作目。 実際の未解決事件をヒントにして書かれたミステリーだそうです。 主人公のエイダンは、道を外れてしまったはみだし刑事。前作では身を危険にさらし、心も体もボロボロになりながら事件解決に尽くしたエイダンでしたが、誰からも評価されず、賞賛されることもありませんでした。な...
シリーズ2作目。 実際の未解決事件をヒントにして書かれたミステリーだそうです。 主人公のエイダンは、道を外れてしまったはみだし刑事。前作では身を危険にさらし、心も体もボロボロになりながら事件解決に尽くしたエイダンでしたが、誰からも評価されず、賞賛されることもありませんでした。なぜなら彼は、かつて薬物中毒者であり、証拠品であるドラッグを保管庫から盗み出した前科があるからです。そのような罪を犯しながら解雇されない彼を、署内の人々はいぶかり、蔑み、白い目で見ています。 エイダンが解雇されないのは、冷徹な警視がいつでも切り捨てることのできる便利な駒として彼を利用しているからです。 彼は警視の命によって夜間勤務に就かされています。相棒は前作と変わらず、直属の上司であるサトクリフ警部補。サトクリフもまた、組織になじめないはみ出し者で、常に不平不満を口にし、相手構わず嫌味を垂れ流す鼻つまみ者。勤務態度もいい加減で、やる気も向上心のかけらもない男です。 けれどエイダンは、都合のいいように使われているだけではありません。彼には彼なりの正義があって、彼の考える正義のためには、警視が望まないことにも関与し、ときには違法な手段を使ったりします。 本作で主人公は、連続放火事件、リベンジポルノ、休業中のホテルで発見された身元不明の他殺体とそれに関わる諸々の事件など、いくつもの案件を並行して追っています。夜間勤務であるにもかかわらず、昼間も単独で捜査をしたり、そのうえ、自ら謎の人物につけ狙われたりして、またしても心身ともにすり減らさざるを得ない状況に陥っていきます。 今回特筆すべきは、巧妙な筆致で主人公エイダンの悲惨な生い立ちが明かされることです。彼が彼の思う正義と倫理を天秤に掛けるとき、不法な正義を優先させる理由がこれでわかったような気がします。 そしていまひとつ特筆すべき点は、鼻つまみ者で嫌われ者の上司サトクリフが、こいつもしかすると意外にできる奴なんじゃないかと思わせる言動をとることです。彼もまた、単に能力のない乱暴者ではないのかもしれません。 ひょっとすると警視は彼らの能力を見抜き、わざとこのはぐれ者ふたりを組ませているのではないかと勘繰ってしまうくらいです。 いずれにせよ、このふたつの点によって、物語に深みが増したのは間違いありません。 結局今回も、それぞれの事件はエイダンが想い描いたような結末を迎えることになりました。それはすべてが丸く収まったとか、事件の全容が明らかになったとかいうのではありません。醜く、穢れ切った世の中に、正攻法など通用しないのですから、仕方のないことかもしれません。そもそも正義なんて、立場や視点によって変わってしまうものなのですから。 https://note.com/b_arlequin
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放火事件、リベンジポルノ、そして廃業したホテルでの死体発見が一晩で起こる。時々挟まれる虐待を受ける少年のエピソード。後半、これらが絡まっていく様が絶妙すぎてゾクゾクした。エイダンは今回も心身ともにズタボロ…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった! 前作は暗いし回りくどくて分かりにくい言い回しが多いし、主人公のエイダンがヤク中だし、周りも敵だらけで嘘ばっかりだから何を信じてどう読んだらいいのかにパワーを使ってなかなか読み進められなかったけど、今作は分かりやすかった。 相棒のサティも一応?いい人っぽいし、ブラックやストローマーみたいなまともな人も味方にいて良かった。 パーズが出てくると嫌味ったらしくて遠回しな表現が多くてウンザリする。笑 今作で明らかになったエイダンの過去が壮絶すぎて… その過去にも決着がつけられて本当に良かった。 前作で女たちに過度に肩入れしているように見えたのは、そういう理由があったのかも…と思えるところもあったりして。 本筋のストーリーも面白く、トリックの種明かしを見て、わー!そうかー!と心地よい驚きがありました。 ぜひ映像で見たい作品。
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