1,800円以上の注文で送料無料

口笛の上手な白雪姫 幻冬舎文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

口笛の上手な白雪姫 幻冬舎文庫

小川洋子(著者)

追加する に追加する

口笛の上手な白雪姫 幻冬舎文庫

定価 ¥605

330 定価より275円(45%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2020/08/06
JAN 9784344430037

口笛の上手な白雪姫

¥330

商品レビュー

3.8

34件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/10/16

表題にもなっている「口笛の上手な白雪姫」は、公衆浴場の片隅で、入浴中のおかあさんから赤ちゃんを預かって子守りをするだけのために存在しているおばあさんのおはなし。 「ただひたすら赤ん坊のためだけに我が身を捧げている」というシンプルながらもそれを全身全霊で成し遂げるおばあさんの潔さと...

表題にもなっている「口笛の上手な白雪姫」は、公衆浴場の片隅で、入浴中のおかあさんから赤ちゃんを預かって子守りをするだけのために存在しているおばあさんのおはなし。 「ただひたすら赤ん坊のためだけに我が身を捧げている」というシンプルながらもそれを全身全霊で成し遂げるおばあさんの潔さと尊さに心を打たれる。 小川洋子の小説はいつもそう。 たったひとつの大事なことを狂信的なまでに守り抜く高潔さがとても美しい。すごくいいよね。

Posted by ブクログ

2024/09/04

相変わらず装丁が綺麗すぎる 大切な宝物みたいな感覚になる 小川洋子さんの本はどれも、【物語を読んでいる】という感覚になれる。 現実味がないし、不思議で、幻想みたいな… 物語を読みたい時には小川洋子さんが1番良い。 今回は短編集で、どれもふわっとしてて特別何が起きるとか...

相変わらず装丁が綺麗すぎる 大切な宝物みたいな感覚になる 小川洋子さんの本はどれも、【物語を読んでいる】という感覚になれる。 現実味がないし、不思議で、幻想みたいな… 物語を読みたい時には小川洋子さんが1番良い。 今回は短編集で、どれもふわっとしてて特別何が起きるとかは無くて、どれもちょっと寂しい感じになる物語でした。 「先回りローバ」と「口笛の上手な白雪姫」が良かったかな。

Posted by ブクログ

2024/06/29

小川洋子さんの世界観と美しい文章を堪能するにはじゅうぶんな一冊。ほんとうに無駄のない、でもごちゃごちゃしていなくて、ひたすら洗練された文章を書かれる…。「先回りローバ」がやさしくてすきだったなあ。でも、「仮名の作家」も最高に気持ち悪くてよかった。

Posted by ブクログ