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「役に立たない」科学が役に立つ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
| 発売年月日 | 2020/07/29 |
| JAN | 9784130633758 |
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「役に立たない」科学が役に立つ
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商品レビュー
3.8
21件のお客様レビュー
「想像力とは、丘の向こうの未知の領域を見る能力だ。そして好奇心とは、人間に本来備わる、丘に登ってその向こうを見ようとする衝動である」 基礎科学の重要性を説明した本。 知の巨人達が、好奇心によって切り拓いた領域によって、多くの人々が恩恵を受けていることがよく分かった。応用科学を...
「想像力とは、丘の向こうの未知の領域を見る能力だ。そして好奇心とは、人間に本来備わる、丘に登ってその向こうを見ようとする衝動である」 基礎科学の重要性を説明した本。 知の巨人達が、好奇心によって切り拓いた領域によって、多くの人々が恩恵を受けていることがよく分かった。応用科学を軽んじるべきでは決してないが、有用性を脇に置いて、好奇心に突き動かされて研究される応用科学の意義を理解できたと思う。それは、単に長期的に社会に大きく貢献する可能性を秘めているからだけでなく、仮に有用性などなかったとしても、好奇心から「丘の向こうの景色」を見ようとする試みそのものが、人類にとって根源的な価値がある行動なのだと腑に落ちた。
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うちの市の図書館になかったので、カーリルで隣町の図書館にあることを調べて、読んできた。 最近の私の中で流行ってる福岡伸一さんの著書でも、研究は1分1秒を争う的な話を読みましたが、それよりも多方面の分野の研究がいろいろ繋がってるんだなってところに感心した。まぁ、分類なんて後で考え...
うちの市の図書館になかったので、カーリルで隣町の図書館にあることを調べて、読んできた。 最近の私の中で流行ってる福岡伸一さんの著書でも、研究は1分1秒を争う的な話を読みましたが、それよりも多方面の分野の研究がいろいろ繋がってるんだなってところに感心した。まぁ、分類なんて後で考えたことだけれども。 誰か一人の大発見というよりも、複数の人たちで、その時には一見繋がっているとも思えない発見が、のちの誰かの発見や応用で繋がって、大体的に世の中に知られることとなる。 それと印象的だったのは、作者がのちに技術が悪いことに使われることとなったとしても、研究者には罪がないと言い切っていたこと。 どんな技術も、良いことにも悪いことにも応用することができる。 それをどう使うかを決めるのは、後の人。 最初の発見をした人たちは、役に立つとか立たないとか全く考えていない。 研究をする理由は、楽しいから、謎を解き明かしたいから。 役に立たない科学は、「まだ」応用されていない科学なのである。 知識よりも想像力が大事だと本書内で述べている人もいたけれど、いくら想像できてもそれを現実に繋げる為には知識が必要だと思う。 (当然ながらどちらも大切ですよね) 実は本書はちょっと苦い思い出と繋がっている。 少し前に中学校で、職業について話をする機会を得たのだけれど、あまり上手く話ができなかった。 そして最近読んで面白かった本のところでこの本の紹介ができれば良かったのにな、と読みながら思い出した。 どんな知識がいつ役に立つ日が来るかわからない。 そのいつか来るかもしれない日のために、学ぶことを怠ってはいけない。 学ぶことは、可能性を広げること。 そんな話ができたら良かったな、と今は思う。
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アメリカの有名研究所の関係者の言葉を借り、「役に立たないものが役に立つ」という科学の発展における見逃せない考え方が提示される。時代の流れが加速する中で近視眼的になる傾向が学問の世界にも及んでいるのは世界共通という。人間の持つ、好奇心や想像力を働かせる場としての文化という枠組みの中...
アメリカの有名研究所の関係者の言葉を借り、「役に立たないものが役に立つ」という科学の発展における見逃せない考え方が提示される。時代の流れが加速する中で近視眼的になる傾向が学問の世界にも及んでいるのは世界共通という。人間の持つ、好奇心や想像力を働かせる場としての文化という枠組みの中で学問を捉え直す視点を持たせてくれる。
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