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アロハで猟師、はじめました
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/05/26 |
JAN | 9784309028873 |
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アロハで猟師、はじめました
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商品レビュー
3.8
33件のお客様レビュー
何故朝日新聞の記者だった著者が全くの未経験から猟師とコメ農家を始めたのか。 生きるということは、食うということ。他者の命をいただくということ。当たり前のことなのに、世間大多数の人は普段全く意識しないテーゼ。 スーパーやコンビニで既に用意された「モノ」ではなく、自らの手で直接「他者...
何故朝日新聞の記者だった著者が全くの未経験から猟師とコメ農家を始めたのか。 生きるということは、食うということ。他者の命をいただくということ。当たり前のことなのに、世間大多数の人は普段全く意識しないテーゼ。 スーパーやコンビニで既に用意された「モノ」ではなく、自らの手で直接「他者の命」を調達することで、そのテーゼに意識的になることに決めた。 そんな著者の思考の流れ、感情の動き、何を大事にするかなどがとても丁寧に記されている本作。 流石朝日新聞記者、筆がすごく上手い。描写が巧みで教養の高さが感じられる。好きなタイプの文章だった。 政治的なスタンスの濃さや若干の説法じみた物言いを感じなくもないが、かえってそれが適度な距離感で読めて良かったかもしれない。 これはたまに読み返したくなる、良い本だった。
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猟師の生活について知ることが出来た。 その中で命の大切さについて学んだり、資本主義社会などについても言及していてそれなりに興味深い本だった。
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ライターと兼業で農業と狩猟を行なっている著者の経験と、現代社会で狩猟を行うことの意義を述べた本 ある芸人さんがお薦めされており、狩猟に少し興味があったこともあって手に取りました。思うに著者はかなり繊細で、かつ深く考え込むタイプの方なのだと思います。狩猟に関して述べた本で生命の大...
ライターと兼業で農業と狩猟を行なっている著者の経験と、現代社会で狩猟を行うことの意義を述べた本 ある芸人さんがお薦めされており、狩猟に少し興味があったこともあって手に取りました。思うに著者はかなり繊細で、かつ深く考え込むタイプの方なのだと思います。狩猟に関して述べた本で生命の大切さと、誰しもが生きていく上でそれを奪っていることの現実を述べたものは数多くありますが、それだけでなく狩猟を通して著者が考えた現代社会のあり方や哲学的な思索などが散文的に記載されていました。 目を背けようと思えば、いくらでも背けられる現実にあえて対峙することで、著者が何を感じたのか、これは経験しないと本質的には理解できないのでしょうが、少なくとも頭で咀嚼することはできた良い本でした。
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