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兄の終い
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兄の終い

村井理子(著者)

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兄の終い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 CCCメディアハウス
発売年月日 2020/04/01
JAN 9784484202082

兄の終い

¥605

商品レビュー

4

95件のお客様レビュー

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2024/12/22

なかなかにハードな親類の人生の終い。 さらに血がつながっているとなると如何ばかりか。 特に村井さんの場合、わりと厳しい環境で育ってきただろうということもあり。 自分の悔いや恨みなど、昇華できていないうちに相手の死と向き合うことの難しさは、自分ごとのように分かる気がする。 前妻さん...

なかなかにハードな親類の人生の終い。 さらに血がつながっているとなると如何ばかりか。 特に村井さんの場合、わりと厳しい環境で育ってきただろうということもあり。 自分の悔いや恨みなど、昇華できていないうちに相手の死と向き合うことの難しさは、自分ごとのように分かる気がする。 前妻さんとタッグを組んで進められていなかったら、ほんとにキツかっただろうなと思う。 どんなに「1人が楽だ」と思ってても、やっぱり人間関係に助けられるんだろうな…。 元気なうちに、気の置けない関係を構築しといて、いざというとき助け合えるって重要。 とはいえ、こんな突然降って湧いたようにそんなこと起こっても、たぶん、へ?って言いながら何したらいいのかわからんもんなんだとは思う。 途方に暮れるはず。 それでもこの本を読んどくことで、頭のどこかにいろんな人の力を借りて進めていこうと思えるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/12/14

最初から最後まで胸が痛くて、途中何度も目頭が熱くなった。なのにクスッと笑ってしまうところもあって惹き込まれ一気に読んだ。私なら出来れば隠しておきたい身内のことを、自分の感情を、こんなにも正直にそのまま曝け出している村井さんって、凄い。私は許せるだろか。

Posted by ブクログ

2024/12/08

書くとこがこの人にとっては許すための手段になるんだろうな 血の繋がりを大切だと思うことはないけど家族は捨てきれないんだと思った

Posted by ブクログ