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岩井圭也(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2020/03/12
JAN 9784396635848

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¥385

商品レビュー

4.1

44件のお客様レビュー

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2024/11/13

うわ〜、凄いとは聞いてたけど、これは凄い! よくこんなプロット考えつくな〜 ⁡ ⁡ 「虚構と真実の境目に迷い込んでみませんか?」 ⁡ 岩井さんのこの言葉どおり、まんまと迷い込んでしまった。 弟の描く私小説に、翻弄される兄の人生。 大筋の話だけでも先が気になって読む手が止まらなかっ...

うわ〜、凄いとは聞いてたけど、これは凄い! よくこんなプロット考えつくな〜 ⁡ ⁡ 「虚構と真実の境目に迷い込んでみませんか?」 ⁡ 岩井さんのこの言葉どおり、まんまと迷い込んでしまった。 弟の描く私小説に、翻弄される兄の人生。 大筋の話だけでも先が気になって読む手が止まらなかったけど、最後の方で降りかかる、???の嵐。 そしてラスト1行で更なる、???の嵐。 どこまでが虚構なのか、いったい何が真実なのか? めっちゃ翻弄された。。 ⁡ 今も頭の中で、え?どういう事?ってぐるぐるしてる。 岩井さんの思惑にしっかりハマってしまった。 人によって解釈が違うだろう作品。 また時をおいてじっくり読み直してみたい。 その時はまた違った捉え方をするかも知れない。 すっきりはしないけど、めっちゃ面白かった! ⁡ ⁡

Posted by ブクログ

2024/09/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

私小説,最後の文士.現実と虚構の真実は紛らわしい. 死んだとされる弟の小説ありきの壮絶な人生を生きる兄.そもそも弟は生きているのか?と言う問を最後に投げかけ,そしてラストの1行でひっくり返す.いやもう,モヤモヤしていまだによくわからない.

Posted by ブクログ

2024/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブグログ界隈で軒並み高評価の作品。 だったんだけど……。 ち、違いますよ。逆張り君じゃないですから。 まあ、あれですね~。これってどんでん返しって言うよりも、藪の中方式のリドルストーリーですかね。女か虎かってヤツ。 強力ネタバレレビューになってるのでご注意!! いや、そもそも罪悪感かなんか知らんが、そんなものは長続きしないよ。忘れる。むしろ最初っからいなかったんだの方に振れるんじゃないかな。 無理がある。 なにより理解不能なのは、奥さん(詠子)が自殺を受け入れるくだり。 ありえないでしょう!! 旦那の衝撃の告白を聞いて愛せなくなったとしても、愛されてなんかいなかったんだと絶望したとしてもだよ。 小6の愛しい一人娘を置いて死ぬか??? どれだけそれまで旦那の生き方を反映する鏡の役を演じていたとしても、依存して生きてきたとしても、それはない!! もうちょっと丁寧な前フリというか、詠子の壊れっぷりがよくわかるエピソードの一つや二つを挟んでおかないと無理がある。 旦那よりも娘の方を大事に思うのが一般的じゃないかな? あれはないわ。 ラストもな~。なにが現実でなにが虚構かわからんくなってるけど、それが狙いなんだろうけど、あんまり好きじゃないな。なんでもアリ過ぎる。 そこまでいったら、むしろ全ての話は娘(明日美)の妄想でした~っていうオチでもアリじゃない? 幼い頃に両親に捨てられた明日美はなんらかのきっかけで、とある小説家の夫婦を自分の生みの親だと妄想するが、小説家は私小説で自分の妻、つまり明日美が母だと思ってる女を殺害したような作品を発表してしまい、混乱した明日美は整合性を保つために「文身」を妄想する。全ては明日美の一人芝居と妄想。もちろん最初の葬式にも出てない。 な~んてね。 まあリドルストーリーそのものがあんまり好きじゃないんだな。たとえば事件そのものは現実なんだが、その動機はいろいろ考えられる。みたいな話はいいと思うけど、事件そのものがどこまで現実なのかわからないのはモヤモヤ感が強すぎてダメだわ。 それでも短編ならまだしも。 それとこれは完全にこっちの責任だけど、俺は家族の話、なかでも兄弟の話ってのが苦手。トラウマ級に嫌い。「熊と踊れ」なんて何度も読もうと思ったけど、どうしても兄弟物だからその度止めてる。カラマーゾフ君たちもきっと無理だな(笑) まさか本書がここまで兄弟物だとは思わんかった。失敗した。むしろガッツリ本題といってもいいくらい兄弟物じゃないかこれ。あかんわ。 というわけで低評価になりましたが、何度もいうようにあくまで個人の感想なので良い子はマネしないように! みんみんさん。 ご期待に沿えず★3以上つけられずにスマン。 (。・人・`。))ゴメンネー そしてひまわりめろんさん。 ★3以下なので友達になれないことが確定しました。 いや~残念だな~(*゚▽゚)ノ♪

Posted by ブクログ

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