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向田邦子ベスト・エッセイ ちくま文庫
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向田邦子ベスト・エッセイ ちくま文庫

向田邦子(著者), 向田和子(編者)

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向田邦子ベスト・エッセイ ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/03/10
JAN 9784480436597

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向田邦子ベスト・エッセイ

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商品レビュー

4.4

68件のお客様レビュー

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2024/10/19

向田邦子について知りたい方も、大好きな方も誰が読んでもベストな1冊だと思う。 角田光代さんが解説されているように、向田邦子嬢は共感性が強く身近なことをエッセイに残しているのに、それでいて全然庶民の雰囲気を感じさせず、この時代に読んでも新しさを感じさせる。 戦争を経験していない...

向田邦子について知りたい方も、大好きな方も誰が読んでもベストな1冊だと思う。 角田光代さんが解説されているように、向田邦子嬢は共感性が強く身近なことをエッセイに残しているのに、それでいて全然庶民の雰囲気を感じさせず、この時代に読んでも新しさを感じさせる。 戦争を経験していない身でも、ヒシヒシと昭和時代、戦中戦後の暮らしぶりが手にとってわかるよう。 向田邦子嬢がイマドキの女性に感じるのは、時代背景に関わらずご自身がやりたいこと、欠点を直さず受け入れて生きる強さや逞しさが彼女を引き立たせて、そう感じているのだろう。 私も彼女の背中を追っていきたい。

Posted by ブクログ

2024/09/23

『寺内貫太郎一家』は毎週観ていたから、向田邦子の名は脚本家として知っていた。その後、エッセイも素晴らしいと知って、いつか読もういつか読もうと思い続けて、今になってしまった。 『父の詫び状』というタイトルがずっと気になっていて、その内容を、なんだかとんでもない火宅の人で、後から家族...

『寺内貫太郎一家』は毎週観ていたから、向田邦子の名は脚本家として知っていた。その後、エッセイも素晴らしいと知って、いつか読もういつか読もうと思い続けて、今になってしまった。 『父の詫び状』というタイトルがずっと気になっていて、その内容を、なんだかとんでもない火宅の人で、後から家族に宛てた長々とした詫び状が発見された、みたいな想像をしていたけれど・・・違いました(笑) 威張っているけれど寂しがり、家族への感謝も素直に口に出せない、ザ・戦前の男、それが向田さんの父親だった。長年の謎が解けました。 【家族】【食いしんぼう】【犬と猫とライオン】【こだわりの品】【旅】【仕事】【私というひと】と項目別にベスト・エッセイが振り分けられているけれど、やはり向田さんが一番書きたかったのは子供の頃の家族のことであり、父親だったのではないかと思う。 向田さんは、自分の才能で稼ぎ、センスが良くて、少し前を行くお手本にしたい女性、というイメージでした。 少し前を行く、と思っていたら、私の母と一つしか違わない昭和四年の生まれだった。 若くして亡くなって、おばあさんになった姿を見ていないので、52歳という、ちょうど練り上がった年齢、まだまだ若くて美しい姿が向田さんのイメージになっていたのだ。 しかし、東京大空襲を体験しているし、昔の人の足の指は、親指と人差し指の間が離れていて、下駄を履く足だったなどと書かれていると、やはり確かにその時代の人だと実感する。 最後に収録されている「手袋をさがす」は、珍しく強い言葉を選んで、本心を綴っている。もっと良いもの、もっと良いものがあるはずと探し続けて妥協しない、それこそが向田さんの生き方なのだろうと得心した。 旅行や仕事で頻繁に乗っているが、飛行機が怖い、ということも書かれていて、飛行機事故で亡くなった事を思うと、胸がきゅっと痛む。

Posted by ブクログ

2024/09/04

どうすればこんな繊細で美しい文章が書けるのか。一気に読むのが勿体無く、丁寧な文章に負けないよう、もともと丁寧に読み進めるつもりではあったが、買ってから何年も経っているのだから丁寧すぎるくらいである。これだけ繊細で美しい文章を書くくらいだから、実際の日常はどんなに色鮮やかに見えてい...

どうすればこんな繊細で美しい文章が書けるのか。一気に読むのが勿体無く、丁寧な文章に負けないよう、もともと丁寧に読み進めるつもりではあったが、買ってから何年も経っているのだから丁寧すぎるくらいである。これだけ繊細で美しい文章を書くくらいだから、実際の日常はどんなに色鮮やかに見えていただろう。編者あとがきも解説も良かった。真似はできないだろうけど、自分ももう少し日常に美しさを見出したい。全人類は向田邦子の本を読め!

Posted by ブクログ

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