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凶犬の眼 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2020/03/24 |
| JAN | 9784041088968 |

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商品レビュー
3.9
164件のお客様レビュー
孤狼の血の物語から2年後。警察組織に逆らった日岡は、田舎の駐在所に左遷されていた。鬱屈した日々を過ごしていた日岡の前に、日本最大の暴力団抗争で指名手配されている国光寛郎が姿を現す。 日岡は、どこか不良になりきれない優等生感がぬぐえない。やはり前作のガミさんの勢いとインパクトには...
孤狼の血の物語から2年後。警察組織に逆らった日岡は、田舎の駐在所に左遷されていた。鬱屈した日々を過ごしていた日岡の前に、日本最大の暴力団抗争で指名手配されている国光寛郎が姿を現す。 日岡は、どこか不良になりきれない優等生感がぬぐえない。やはり前作のガミさんの勢いとインパクトには負けるなぁ。国光と兄弟の契りを交わすシーンもやや唐突で、その場の雰囲気で流されてない?大丈夫?と心配になった。日岡はやくざを駆逐したいのか、警察の闇を暴きたいのか、どっちなんだろう? 一方国光の生きざまはかっこいい。極道として、敵の親を討ったからには自分が討たれる覚悟もあったのだと思う。 物語は後半に今まで出てきてなかった人物がわらわら出てきてよくわからなくなってしまった。やくざものの小説は人間関係が複雑だからとっつきにくい。 ガミさんから孤狼の血を、国光からは凶犬の眼を受け継いだ日岡が、ガミさんの残したノートを手に、ついに警察組織に牙をむくのだろうか。次作「暴虎の牙」も読みます。日岡、死ぬなよ…!! 晶子さんの柔らかい広島弁が好き。蛸飯美味しそう。
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前作で出世より正義を選んだ警察官。何故か前作よりサクサク読める。どんどんと亡き上司に似てきて、極道感が半端ない警察官に…。ヤクザは必要悪か?ヤクザとの対決に命をかけ、最後は盃をかわしてしまうまでに。こんな警察官いやだけどカッコイイ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
呉原抗争、大上の死を経て山奥の駐在所に飛ばされた日岡。管轄区内のゴルフ場建設地に、敵対関係にある明石組のトップを殺害して指名手配されている、心和会の国光が潜伏していることを知る。国光は、まだやり残したことがある、終われば必ず日岡に手錠をかけさせる、と言い、それを飲んで様子を見ることにした日岡だが、明石組による心和会への報復が激化していく。 国光を捕らえて本部に返り咲きたい日岡の葛藤もわかり、仮にも殺人を指揮した国光を信用できるのか?という気持ちもあって読み進めたが、きっちりと筋を通し、また舎弟思いである国光の姿に、どんどん魅力を感じていった。立て籠ってまで日岡との約束を果たし、兄弟の誓いを交わすシーンは、胸が熱くなった。 国光逮捕と祥子の告白で綺麗な流れだったので、そこで終わらずその後の心和会のゴタゴタを描いたのは、ボーナスコンテンツのような感じもあったが、プロローグとの繋がりもあり、1冊としての完成度は高かったと感じる。前作の大上のように、次も見たいキャラクターが亡くなってしまうのは惜しいが(はっきりと書いていないがおそらく国光は亡くなっているはず)、ラストで刺されたときに笑みを浮かべたというのは、自分のやったことに対し復讐されても仕方ないと思う、国光らしい筋の通し方だと感じた。
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