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凶犬の眼 の商品レビュー

3.9

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    7

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2025/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悪漢刑事の闇の遺産(警察内部の不祥事のネタ)を 引き継いで元監察の上司を脅したはずなのになぜか 地方の駐在所に左遷された主人公、暴対法導入前の ヤクザ同士の抗争の後始末でピリピリしている現場 から外れた田舎で巡査として地味な日々を送ってい たが、抗争の実働部隊が工事関係者に紛れてコンタ クトを取ってきた、好むと好まざるを問わずに次の 抗争の火だねを抱える事になる

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2025/09/15

孤狼の血シリーズで1番好きな作品。 大上さん亡き後、喪失感がある主人公に兄弟と呼べる人間ができるお話です。正直これを中学時代の給食の後に読んでいて、教師に何読んでるの?と聞かれた時は答えにくかったです。

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2025/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025.06.明石組の組長の武田が義誠連合を率いる国光によって殺害された.そんな中,日岡は晶子の店で国光と会い,国光は,「いつか目処がついたら日岡の手で手錠を嵌めてもらう」と言う.日岡が左遷されている田舎の駐在所近くのゴルフ場建設現場に国光たちが隠れていた.しかし,警察に見つかり国光たちは立てこもり人質として日岡を要求する.その後,日岡と国光は盃を交す.明石組と心和会が手打ちとなったのを確認して,国光たちは警察の前に出て,日岡に手錠を嵌められる.国光は旭川刑務所に拘留されるが,その後,国光の親分の北柴が誰かに殺害されたため,国光は日岡に犯人探しを依頼する.日岡は犯人を割り出し,国光たちが処刑する.その後,服役していた刑務所内で国光は,やはり同じく服役していた明石組の組員によって殺される.ヤクザものなので,ちょっと引いて読んでいたが,それぞれの正義があり,展開も面白くて良かった.

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2025/06/23

あっという間に読み終えた。 日岡がガミさんをこえていく… シリーズ3はどうなるんだろう。 そして国光はさいごまでかっこいい。 面白かった。

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2025/06/20

前作「孤狼の血」は1年以上積読しようやく読破。 今作も1年半の積読後にようやく…。 読み始めると止まらないくらい面白いのだが任侠の世界観に敬遠してしまうきらいがある。 でも内容は面白い。 さぁ、3作目はまだ手元にないがどうするかな。

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2025/05/09

このあと関東連合みたいなのがのさばってカタギとの境目が無くなり、残党は今なお闇バイトの首謀と化している。 悪はなくならず、秩序は崩壊した。暴対法の是非はとても難しいところ。

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2025/04/22

国光に惚れるわ。まさか日岡が受け入れるとは意外やったけど、大上イズムを引き継いでいるのかと思うと感慨深い。 【2025.03】

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2025/04/19

田舎の駐在所に左遷された日岡。 しっかりと大上の精神を受け継いだなあ。 すっかり肝が据わっていてびっくり。

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2025/04/14

「必ずあんたに手錠を嵌めてもらう。約束するわい」前作から2年、日岡は広島でもかなり僻地の駐在所に左遷されている。そこで中断していたゴルフ場開発が再開し、その責任者は吉岡と名乗る男。この男が今回の抗争の発端となる組長殺しを実行した人物。今回もハードな内容で「仁義」とは何かという事を...

「必ずあんたに手錠を嵌めてもらう。約束するわい」前作から2年、日岡は広島でもかなり僻地の駐在所に左遷されている。そこで中断していたゴルフ場開発が再開し、その責任者は吉岡と名乗る男。この男が今回の抗争の発端となる組長殺しを実行した人物。今回もハードな内容で「仁義」とは何かという事をイマイチ理解出来ていないながらもハラハラドキドキであっという間に読了。ムラ社会の中で波風立たない生活が一変して終いにはヤクザと盃を交わし兄弟分に。ヤクザと言いつつも何故か憎めない国光。これが「仁義」かと納得させられる。面白かった。

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2025/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物や関係性を忘れないうちに続編を読もうと思っていたが、ヤクザの人間関係はややこしい。細かくメモしてもなかなか頭に入らない。でもそれだけ沢山の人が関わり、横にも縦にも分厚い世界があり特殊な構造をしているとわかって面白かった。 なんといっても国光がカッコ良かった。言ったことは必ずやる、約束は違えない、信頼に値する男である。エピローグは悲しかったが、親の仇をしっかり取ろうとするヤクザのほうが国光と気が合うかもしれないと思った。 日岡のその後が見られたのもよかった。まだヤクザの世界を渡り歩くには早く、ガミさんのようにはいかず危なっかしいところもあるが、人格や気質を見込まれて国光に仕上げてもらったような形だと思う。続きも楽しみ。

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