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嫌な奴 講談社文庫
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嫌な奴 講談社文庫

木原音瀬(著者)

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嫌な奴 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/02/14
JAN 9784065162798

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商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2025/01/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて楽しい本ではなかった。タイトルの通り、嫌な気分になる本でした。でも、読者にそう思わせている作者の技量はすごいと思います。 三浦のことが全く好きになれず。主人公の煮え切らない態度も好きになれず。読み進める糧がなくて全部読むのが大変でした。

Posted by ブクログ

2024/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三浦が和也に対して抱いている執着が100だとしたら、和也からはそのうちの1も返ってこない。返ってきた1も愛や恋の感情じゃなくて、抵抗するのも面倒で、惰性でそうなっただけという、三浦からしてみれば一切救いのない話だが、嫌だ怖いと思いつつ、いつかは...もしかしたら...と救いを求めながら最後まで読んでしまった。 ただ過去に一度だけ優しくされたことを忘れられずに執着する三浦と、与えた覚えのない優しさに勝手に執着され、それから逃げようともがく和也の関係はずっと交わらないけれど、最後にほんの少しだけ、距離にして多分一ミリにも満たないくらい、和也の気持ちが動く。その一滴のカルピスをバケツの水で薄めたみたいな、微かなエッセンスを味わいたい人のための本。

Posted by ブクログ

2023/07/06

中学時代、ふとした親切心で手を貸した同級生に人生を通して執着されていく。 その同級生は、家庭不和もあり粗暴で自己中心的。高校入学を期に、転居で離れることができたが、12年後男の病気入院見舞いをきっかけに、同居を強いられる。 腐女子属性としては、夜明け型なので、ここまで不毛だと...

中学時代、ふとした親切心で手を貸した同級生に人生を通して執着されていく。 その同級生は、家庭不和もあり粗暴で自己中心的。高校入学を期に、転居で離れることができたが、12年後男の病気入院見舞いをきっかけに、同居を強いられる。 腐女子属性としては、夜明け型なので、ここまで不毛だと読み苦しい。友情なのか、愛情なのか、嫌がらせかと思うほど。 ふと思い出したのは、安部公房「砂の女」。最後逃げ出すこともできた状況で、砂の女のところに戻っていく。そう何故そこに戻るか。何故その理不尽なまでの束縛から逃避しないのか。 不毛な愛情の混迷。

Posted by ブクログ