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老乱 朝日文庫
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老乱 朝日文庫

久坂部羊(著者)

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老乱 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/01/07
JAN 9784022649430

老乱

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商品レビュー

4.3

48件のお客様レビュー

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2025/12/23

認知症介護者は偉大な力を持っている。 それは東洋で言われてきた「孝」の力だ。 西洋なら「愛」のパワーだろう。 いずれも無償のエレメントである。 著者の先手必敗の考えには賛同できる。 症状もないのに早期発見は意味がない。 異常もないのに検査を受けてしまって 余計な不安を抱えることは...

認知症介護者は偉大な力を持っている。 それは東洋で言われてきた「孝」の力だ。 西洋なら「愛」のパワーだろう。 いずれも無償のエレメントである。 著者の先手必敗の考えには賛同できる。 症状もないのに早期発見は意味がない。 異常もないのに検査を受けてしまって 余計な不安を抱えることはゴメンだ。 手遅れで結構。生物は死すべき運命なのだから。

Posted by ブクログ

2025/05/26

なかなかズシっと精神的に重い本でした。しかし読んだ価値はある貴重な小説。 妻を亡くし78歳で独り暮らしをしている幸造さんが主人公であり、ヒシヒシと押し寄せてくる認知症への恐怖と、彼を取り巻く家族の心理状態の描写が非常に細かくリアルでした。久坂部羊さんは医師でもあるので、よく分か...

なかなかズシっと精神的に重い本でした。しかし読んだ価値はある貴重な小説。 妻を亡くし78歳で独り暮らしをしている幸造さんが主人公であり、ヒシヒシと押し寄せてくる認知症への恐怖と、彼を取り巻く家族の心理状態の描写が非常に細かくリアルでした。久坂部羊さんは医師でもあるので、よく分かった上で執筆しているのだろう。 幸造さんが単に老いを感じ始めてから、どんどん認知症が進行していく様が、彼の毎日書いている日記にあらわれはじめ、漢字が書けなくなったり、車をぶつけたり、孫の名前が思い出せなくなり…徘徊が始まり、免許や預金通帳を取り上げられ、家族がわからなくなり…病院に入院…その後、施設に入居する費用を捻出するために、息子夫婦が妻との思い出がたくさん詰まった家を売りに出す…仕方のないことだが、儚いものだ。 これから老いを迎える人、そしてその家族…生きている以上避けられない定めがあるが、心の準備をしているかどうかでも多少は違うのだろうか。問題作ではあったが、読んでよかったと思える小説でした。

Posted by ブクログ

2025/03/17

医師作家さんなので、いわゆるボケから始まって、アルツハイマーを経て、終末期に向かう本人とその家族の心境が見事に書かれていました。なるべく周りに迷惑をかけずに、最期はボヤケた中で亡くなるのが理想だと思います

Posted by ブクログ