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老乱 朝日文庫
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老乱 朝日文庫

久坂部羊(著者)

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老乱 朝日文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/01/07
JAN 9784022649430

老乱

¥748

商品レビュー

4.3

43件のお客様レビュー

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2024/11/05

久坂部羊さん初読み。 ご本人が、「僕の本のレビューには、読後感が悪いとよく書いてある」とおっしゃっていたけど、妙に納得。確かに読後感はよくない。 でも、これが認知症の現実なんだなと。 医師という立場ならではのリアルな描写と、認知症絡みの事故や事件の新聞記事の引用が相まって、ドーン...

久坂部羊さん初読み。 ご本人が、「僕の本のレビューには、読後感が悪いとよく書いてある」とおっしゃっていたけど、妙に納得。確かに読後感はよくない。 でも、これが認知症の現実なんだなと。 医師という立場ならではのリアルな描写と、認知症絡みの事故や事件の新聞記事の引用が相まって、ドーンと現実を突きつけられた。 認知症の人を介護するときの心の持ちようも出てきたけど、そんな大らかな心で優しく接し続けられる人っている?私は全く自信がない… 誰もが介護する側、される側になる可能性があるので、自分事として考えないといけないなとつくづく思った。

Posted by ブクログ

2024/06/09

認知症の介護の話。 最初は高齢者の車の事故が増えていることから、義父にも運転をやめてもらった方がいいと嫁の雅美が言い出したことから始まる。 義父を説得しているうち、何か様子がおかしいと思うようになり、なんとか脳ドックという名目で病院に連れていく。 初めは事故が起こったら自分たちに...

認知症の介護の話。 最初は高齢者の車の事故が増えていることから、義父にも運転をやめてもらった方がいいと嫁の雅美が言い出したことから始まる。 義父を説得しているうち、何か様子がおかしいと思うようになり、なんとか脳ドックという名目で病院に連れていく。 初めは事故が起こったら自分たちにも被害があるとか、世間体ばかりだった。 とにかく介護が進むに連れて色々なことがある。 介護される側もする側も疲れてくる。 壮絶な日々である。 自分も近いうちに介護をする側になり、その先には介護される日が来るだろう。 それがわかっていても、受け止められないような過酷で残酷な真実がある。 そんな重い話でも、目を背けることは難しい… 2024.6.9

Posted by ブクログ

2024/05/23

認知症になった老人の気持ちがすごくわかった。読んでよかった。何度も読み返したい本。最後は号泣してしまった。

Posted by ブクログ

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