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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(8) ヤングアニマルC
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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(8) ヤングアニマルC

武田一義(著者), 平塚柾緒

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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(8) ヤングアニマルC

定価 ¥880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2020/01/29
JAN 9784592162186

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(8)

¥770

商品レビュー

4.6

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2025/09/30

1946年秋。食糧の備蓄も、武器の準備も万全。 ただ兵士たちが本当に望む肝心なひとつが、何も変わっていない。 新たな動揺と混乱と疑念。戻された島民。無警戒な米兵。 日本はすでに負けているのでは?米軍基地で拾った雑誌には、米軍が銀座にいる写真。広島、長崎、日本は降伏したという記...

1946年秋。食糧の備蓄も、武器の準備も万全。 ただ兵士たちが本当に望む肝心なひとつが、何も変わっていない。 新たな動揺と混乱と疑念。戻された島民。無警戒な米兵。 日本はすでに負けているのでは?米軍基地で拾った雑誌には、米軍が銀座にいる写真。広島、長崎、日本は降伏したという記事。 病に苦しむ兵士が振り絞る声があまりにも苦しい。 「これは負けられない戦いだろ?だからみんなで勝つまで歯を食いしばるんだろ?だからみんな命をかけたんだろ…今更そーじゃなかったなんて、負けてもよかっただなんて、そんなことあるわけねーあるわけねーだろがー」 命をかけて信じてきた価値に裏切られるとは、どれほど苦しいことだろうか。 信念というものの強さ。ペリリュー島ではないが、だからこそ小野田寛郎さんも横井庄一さんも70年代までジャングルで潜伏して待機していたのだろう。それぞれどんな心情だったのだろうと想像してしまう。 「戦争は終わってるのか 終わってないのか 終わってる方がいいのか 終わってない方がいいのか 頭と心がぐちゃぐちゃだ」 吉敷くんの強さの中の優しさ、田丸との絆に心が動かされる。

Posted by ブクログ

2025/02/11

日本の敗戦を悟る人もいれば、終戦を受け入れられない人もいる……。ほんの少しの勇気で苦しみから解放されるはずなのに今まで積み重ねてきた「死」が、平和を拒否してるのかもしれない。ある意味、島田少尉たちは戦争の空気感に慣れてしまったのだろう。味方が敵になる展開は色んな漫画で見てきたはず...

日本の敗戦を悟る人もいれば、終戦を受け入れられない人もいる……。ほんの少しの勇気で苦しみから解放されるはずなのに今まで積み重ねてきた「死」が、平和を拒否してるのかもしれない。ある意味、島田少尉たちは戦争の空気感に慣れてしまったのだろう。味方が敵になる展開は色んな漫画で見てきたはずだが、なまじ史実を知っているだけに余計辛い……。

Posted by ブクログ

2022/08/07

島田少尉としては、40名近い集団を率いなくてはならない状態なので、少尉にだけ情報を渡すとか、投降について事前に相談するとかしておけば早めに帰国できたんじゃないかと思ってしまう。 まぁ、答えを知ってるからこそ言えることなんだろうけど。

Posted by ブクログ