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悲しみの秘義 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2019/12/05 |
| JAN | 9784167914141 |
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悲しみの秘義
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商品レビュー
4.4
112件のお客様レビュー
様々な引用とともに、孤独や悲しみ、愛した誰かとの別れ、言葉について筆者の観点から静かに語られることで今自分が立っている場所をちゃんと理解できた気がする。言葉にする、文章を書くということをもっとしていきたいと思えた。
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悲しみ、特に愛する人を喪った悲しみを知る人に、強くお勧めできる一冊。 悲しみを知ることで、初めて本当の生を知る。 悲しみを知ることで、本当の私に初めて出会う。 強い悲しみを経験することは、何か簡単には言葉にできない、ある種の究極的な真理に、気づく権利が与えられるということなのかも...
悲しみ、特に愛する人を喪った悲しみを知る人に、強くお勧めできる一冊。 悲しみを知ることで、初めて本当の生を知る。 悲しみを知ることで、本当の私に初めて出会う。 強い悲しみを経験することは、何か簡単には言葉にできない、ある種の究極的な真理に、気づく権利が与えられるということなのかもしれない。 この本では、悲しみについての様々な思索が、古今東西の哲学や文学、特に詩歌をよすがに、とても豊かな情感とともに、そしてとても優しい筆致で、したためられている。 「悲しい」と書いても、「愛しい」と書いても、「かなしい」とよめる。悲しみには、その深い深いところで、ただ悲痛なだけではない何かがあって、そしてそれは、容易に言葉にすることができないものだ。「悲しみ」が当然この本のキーワードであるが、それだけでなく、「言葉」や「読むことと書くこと」も、本書の重要なキーワードである。この思いは、決して言葉にして共有できない。 私の愛読書であるフランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』の、極めて美しい嚆矢の一文、「ものうさと甘さが胸から離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しくも美しい名前をつけるのを、私はためらう」に、相通じる麗しいものを感じた。なんとも名状し難い、けれども充実した読後感をもたらす読書体験だった。
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いまこうして言葉にするのがとても難しいです。 どんな言葉を出しても、野暮ったくて、じれったくて。無理やり言葉にすること自体、どこか間違いのような気さえしてしまいます。 以前、Eテレの「理想的本箱」という番組で、「もう死にたいと思った時に読む本」の一冊として紹介されていた本書。そ...
いまこうして言葉にするのがとても難しいです。 どんな言葉を出しても、野暮ったくて、じれったくて。無理やり言葉にすること自体、どこか間違いのような気さえしてしまいます。 以前、Eテレの「理想的本箱」という番組で、「もう死にたいと思った時に読む本」の一冊として紹介されていた本書。その時の印象が強く、そう思った時に読んだらいいと思っていたけど、いつ来るかわからないし、「死にたいと思った時に読め」と言われる本とは、一体どういう本なのか、気がつけば、読む手が伸びていました。 一番心に残っているのは、「愛すること」と「悲しむこと」は表裏一体であるということ。愛することで、すでにその内側で悲しみも育んでいる。そう考えると、愛することにも多少の恐れを抱いてしまいますが、悲しむことに光を当ててくれる印象もあります。 私は、「もう死にたいと思った時に読む本」ではなく、「愛とは何かを考える時に読む本」としてこの本を推したいです
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