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悲しみの秘義 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/12/05 |
JAN | 9784167914141 |
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悲しみの秘義
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商品レビュー
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心に沁み入る言葉。 ◯祈ることと、願うことは違う。願うとは、自らが欲することを何者かに訴えることだが、祈るとは、むしろ、その何者かの声を聞くことのように思われる。 ◯生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えること ◯人生は、答えを出すことを求めない。だ...
心に沁み入る言葉。 ◯祈ることと、願うことは違う。願うとは、自らが欲することを何者かに訴えることだが、祈るとは、むしろ、その何者かの声を聞くことのように思われる。 ◯生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えること ◯人生は、答えを出すことを求めない。だが、いつも真摯な応えを求めてくる ・花の供養に、春、花びらを1枚拾う。 ◯愛する気持ちを胸に宿したとき、私たちが手にしているのは悲しみの種子である。その種には日々、情愛という水が注がれ、ついに美しい花が咲く。悲しみの花は、けっして枯れない。それを潤すのは私たちの心を流れる涙だからだ。生きるとは、自らの心のなかに一輪の悲しみの花を育てることなのかもしれない。 ◯愛し、そして喪ったということは、いちども愛したことがないよりも、よいことなのだ ◯「花も紅葉もなかりけり」、そう詠まれた言葉にふれるとき、私たちの心には、かえって花も紅葉も、色あざやかに浮かび上がってくる。それは、生きている希望などない、と叫んだ瞬間、かえって生の意味を、はっきりと感じるのに似ている。意識では絶望を感じていても無心は、わずかに射し込む光を見逃さない。
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Eテレ「理想的本箱」を見て、気になって借りた図書館本。 心に留めたい言葉がじわじわと心に沁みて、読んだ本も、もう一度読み返したくなる。 悲しみと向き合うというより、自然と受容していけるような気がしてくる。 返却したけれど手元に置いておきたくて、購入することにしました。
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喜びや楽しみの多い幸せな人生を願いがちだけど、悲しみのない人生などないのだと改めて思った。悲しみに向き合う言葉が沢山書かれていた。
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