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暗約領域 新宿鮫ⅩⅠ 新宿鮫シリーズ11
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暗約領域 新宿鮫ⅩⅠ 新宿鮫シリーズ11

大沢在昌(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/11/19
JAN 9784334913175

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商品レビュー

3.9

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2024/08/25

新宿鮫シリーズ第11弾「暗約領域」 事件の内容は前作と同様残留孤児組織の金石(ジンシ)が関わってくる物語。 前作「絆回廊」から8年振りに発刊された作品との事だが自分はシリーズを今になって連続して読んでいるのでその沈黙されていた年数には全く違和感を感じなかった。 殉職した鮫島の...

新宿鮫シリーズ第11弾「暗約領域」 事件の内容は前作と同様残留孤児組織の金石(ジンシ)が関わってくる物語。 前作「絆回廊」から8年振りに発刊された作品との事だが自分はシリーズを今になって連続して読んでいるのでその沈黙されていた年数には全く違和感を感じなかった。 殉職した鮫島の良き理解者であった桃井の椅子に新たに阿坂という女性新上司が赴任。今回の作品では鮫島が新宿鮫として今まで同様の捜査方針がとれるのか?というのが大きなキーポイントとなっていた。 今回も事件そのものにはあまり新鮮さを感じる事ができなかったのだが前作同様鮫島、香田、陸永昌の三人の相関性が面白く物語に惹き込まれていく。金石の関わり方もお見事でまるで暗闇の中から何が出てくるかわからないといった様な物語展開されていた。 最後、陸永昌はまた逃げるが今回の逃走は前作とはまた意味合いが違う。鮫島の目は彼をれっきとした犯罪者と捉えた。 次作「黒石」では陸永昌との最終決戦になるのか?楽しんで読んでみたい。

Posted by ブクログ

2024/07/30

絆回路から8年ぶりの新作。食らいついたら離さない新宿鮫の物語。 前回、因縁のあった陸、元公安の香田、新しい課長の阿坂、金石、北朝鮮工作員など人間関係が複雑に絡み合い、時代の物語に飲み込まれていく。 最後に派手なやり合いがあると期待したが、そこは現実路線でちょっと尻すぼみに終わ...

絆回路から8年ぶりの新作。食らいついたら離さない新宿鮫の物語。 前回、因縁のあった陸、元公安の香田、新しい課長の阿坂、金石、北朝鮮工作員など人間関係が複雑に絡み合い、時代の物語に飲み込まれていく。 最後に派手なやり合いがあると期待したが、そこは現実路線でちょっと尻すぼみに終わったが、全体的に面白かった。 一本の手がかりを手繰り寄せ、真実に行き着く感じが面白い。

Posted by ブクログ

2023/04/09

面白かったと思います。久しぶりに完全無敵?な殺し屋が出てきて、あっちいったりこっちいったりドタバタして。相変わらず香田は香田で、陸は、また逃げて。それぞれの背景は分からなくはないし、それぞれの出身の人たちに、それぞれの事情や利害関係があって、それぞれ偽名がでてくるのは仕方がないし...

面白かったと思います。久しぶりに完全無敵?な殺し屋が出てきて、あっちいったりこっちいったりドタバタして。相変わらず香田は香田で、陸は、また逃げて。それぞれの背景は分からなくはないし、それぞれの出身の人たちに、それぞれの事情や利害関係があって、それぞれ偽名がでてくるのは仕方がないし、時々、藪や鮫島が、そこまでの話を総括したりまとめてくれたりするけれど、状況が、時々分からなくなる時がありました。そして、一番の問題は…阿坂さんが途中からでてこなかったことだと思います。

Posted by ブクログ

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