1,800円以上の注文で送料無料

暗約領域 の商品レビュー

3.9

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/10/12

新宿鮫は読み始めると過去の作品も読みたくなる。新宿鮫に惚れてるんだろうなー。 今回は同じ説明の会話が多くてちょっと疲れた。藪さんが活躍していて面白かった。

Posted byブクログ

2024/08/25

新宿鮫シリーズ第11弾「暗約領域」 事件の内容は前作と同様残留孤児組織の金石(ジンシ)が関わってくる物語。 前作「絆回廊」から8年振りに発刊された作品との事だが自分はシリーズを今になって連続して読んでいるのでその沈黙されていた年数には全く違和感を感じなかった。 殉職した鮫島の...

新宿鮫シリーズ第11弾「暗約領域」 事件の内容は前作と同様残留孤児組織の金石(ジンシ)が関わってくる物語。 前作「絆回廊」から8年振りに発刊された作品との事だが自分はシリーズを今になって連続して読んでいるのでその沈黙されていた年数には全く違和感を感じなかった。 殉職した鮫島の良き理解者であった桃井の椅子に新たに阿坂という女性新上司が赴任。今回の作品では鮫島が新宿鮫として今まで同様の捜査方針がとれるのか?というのが大きなキーポイントとなっていた。 今回も事件そのものにはあまり新鮮さを感じる事ができなかったのだが前作同様鮫島、香田、陸永昌の三人の相関性が面白く物語に惹き込まれていく。金石の関わり方もお見事でまるで暗闇の中から何が出てくるかわからないといった様な物語展開されていた。 最後、陸永昌はまた逃げるが今回の逃走は前作とはまた意味合いが違う。鮫島の目は彼をれっきとした犯罪者と捉えた。 次作「黒石」では陸永昌との最終決戦になるのか?楽しんで読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/07/30

絆回路から8年ぶりの新作。食らいついたら離さない新宿鮫の物語。 前回、因縁のあった陸、元公安の香田、新しい課長の阿坂、金石、北朝鮮工作員など人間関係が複雑に絡み合い、時代の物語に飲み込まれていく。 最後に派手なやり合いがあると期待したが、そこは現実路線でちょっと尻すぼみに終わ...

絆回路から8年ぶりの新作。食らいついたら離さない新宿鮫の物語。 前回、因縁のあった陸、元公安の香田、新しい課長の阿坂、金石、北朝鮮工作員など人間関係が複雑に絡み合い、時代の物語に飲み込まれていく。 最後に派手なやり合いがあると期待したが、そこは現実路線でちょっと尻すぼみに終わったが、全体的に面白かった。 一本の手がかりを手繰り寄せ、真実に行き着く感じが面白い。

Posted byブクログ

2023/04/09

面白かったと思います。久しぶりに完全無敵?な殺し屋が出てきて、あっちいったりこっちいったりドタバタして。相変わらず香田は香田で、陸は、また逃げて。それぞれの背景は分からなくはないし、それぞれの出身の人たちに、それぞれの事情や利害関係があって、それぞれ偽名がでてくるのは仕方がないし...

面白かったと思います。久しぶりに完全無敵?な殺し屋が出てきて、あっちいったりこっちいったりドタバタして。相変わらず香田は香田で、陸は、また逃げて。それぞれの背景は分からなくはないし、それぞれの出身の人たちに、それぞれの事情や利害関係があって、それぞれ偽名がでてくるのは仕方がないし、時々、藪や鮫島が、そこまでの話を総括したりまとめてくれたりするけれど、状況が、時々分からなくなる時がありました。そして、一番の問題は…阿坂さんが途中からでてこなかったことだと思います。

Posted byブクログ

2022/12/28

新宿鮫Ⅺ Ⅹを読んでから随分時が経っていたこともあり、前作とのつながりを感じられないまま読み続けたが、どんでん返しもなく、単調だった印象。 公安の諜報機能が実在するんだろうなと言うところは興味深いが、ストーリーそのものはもう一つかなとちょっと残念。次作に期待したい。

Posted byブクログ

2022/04/24

前作で登場人物にいろいろと転機が訪れてしまったので心配だったが、安定の面白さ。   前作に出てきた犯罪組織やキーパーソンだった男も続いて登場する。   でも……少し物足りないかな?

Posted byブクログ

2021/10/22

書かれたのは平成最後。単行本は令和最初。 2年程「積ん読」になっていた「新宿鮫Ⅺ 暗躍領域」読了。 今週はじめ久々に新幹線に乗る機会があったので移動中のお供に読み始めたら、あーっという間に読んでしまいました。 大沢在昌の30年続く名シリーズ。ミステリーの類いをあまり読まないの...

書かれたのは平成最後。単行本は令和最初。 2年程「積ん読」になっていた「新宿鮫Ⅺ 暗躍領域」読了。 今週はじめ久々に新幹線に乗る機会があったので移動中のお供に読み始めたら、あーっという間に読んでしまいました。 大沢在昌の30年続く名シリーズ。ミステリーの類いをあまり読まないのですが、このシリーズだけは大好きで、中学のころから読み続けています。 しかし今作は、これまで主人公・鮫島の良き理解者だった桃井は、前作で殉職したのででてこない。 そしてこのシリーズを一段と面白くし、物語に彩を添えていた、年下の彼女・ロックシンガー昌も、前作で破局を迎えてしまったため出てこない。 物語は鮫島の深い喪失の中から始まっていきます。 中国人、北朝鮮、民泊…そして「ワクチン」。 物語は平成のうちに書かれた話ですが、「今」の世間の状況とリンクするような話があったり。ぞくぞくしながら、一気に読んでしまいました。 あ、文中に行政書士なんて字面もでてきたぞ。 読書の秋。一気に読んだので疲れた!でも心地よい疲労!

Posted byブクログ

2021/09/19

前作で一区切りついた感のある新宿鮫シリーズ。前作から8年たち出版された本作はボリューム、内容とも重厚な作品となった。桃井がいなくなった新宿署では新たに阿坂という女性が鮫島の上司となる。また、矢崎という刑事が鮫島とタッグを組むことに。いつも1人で行動してきた鮫島にとっては変化を求め...

前作で一区切りついた感のある新宿鮫シリーズ。前作から8年たち出版された本作はボリューム、内容とも重厚な作品となった。桃井がいなくなった新宿署では新たに阿坂という女性が鮫島の上司となる。また、矢崎という刑事が鮫島とタッグを組むことに。いつも1人で行動してきた鮫島にとっては変化を求められる事になる。事件はヤミ民泊で殺された男の身元を探るうち公安も絡む大きな策謀に飲み込まれていくことになるが…。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou2218.html

Posted byブクログ

2021/08/24

公安警察ってこんなに酷い仕事なのか? 家族にさえ言えないな。 内容はスピード感があって楽しい。 700ページを一気に読み終えた。

Posted byブクログ

2021/07/14

新宿鮫11巻。 このシリーズ、もう出ないかと思っていたので嬉しい。 10巻からおよそ5年…?暴力団も様変わりし、頭脳明晰な知性派が台頭。 スマホやらパソコンを使いこなし、仮想通貨でマネーロンダリング。 登場人物が多いのに、通称名やら、中国名やら、頭がごちゃごちゃ。 700ページ...

新宿鮫11巻。 このシリーズ、もう出ないかと思っていたので嬉しい。 10巻からおよそ5年…?暴力団も様変わりし、頭脳明晰な知性派が台頭。 スマホやらパソコンを使いこなし、仮想通貨でマネーロンダリング。 登場人物が多いのに、通称名やら、中国名やら、頭がごちゃごちゃ。 700ページ越えの大作で読むのに一苦労した。 ただ、香田登場して、俄然後半は面白くなってワクワクした。 そして、浜川!心惹かれるキャラ登場に胸がドキドキ。この後も出るに違いない。 真壁の後を受けるのは、きっと彼だ。 読みながら、頭の中で、若き日の舘ひろし=鮫島で勝手にドラマ化していた。 クール! 次巻も楽しみに待つ。

Posted byブクログ