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危機と人類(下)
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危機と人類(下)

ジャレド・ダイアモンド(著者), 小川敏子(訳者), 川上純子(訳者)

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危機と人類(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2019/10/26
JAN 9784532176808

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商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

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2025/09/23

個別の国について話しているところはとても良かったですね。まとめ的なところは蛇足かも。 トータルとしては歴史の見方が学べる本。普段思ってることと同じことでしたが、違う事実からその結論に帰着していたので、やはり再現性あるんだなと。 あと、1番気になったのは態度。フラットに書くのが難し...

個別の国について話しているところはとても良かったですね。まとめ的なところは蛇足かも。 トータルとしては歴史の見方が学べる本。普段思ってることと同じことでしたが、違う事実からその結論に帰着していたので、やはり再現性あるんだなと。 あと、1番気になったのは態度。フラットに書くのが難しいのは分かるので全く良いのですが、フラットに書けているでしょう感が滲み出てて、そういう感じが嫌なんだよと思いました。 完全フラットはありません。

Posted by ブクログ

2025/05/29

下巻は、オーストラリア、アメリカ、日本という異なる政治・社会背景をもつ国の脆弱性、地球規模のスケールの危機問題を歴史的文脈の中で解き明かしていく。 面白いのはオーストラリアの存在。日本にいると何となくイギリスの別荘地みたいな感覚で国家としてのアイデンティティがどこまであるのか分...

下巻は、オーストラリア、アメリカ、日本という異なる政治・社会背景をもつ国の脆弱性、地球規模のスケールの危機問題を歴史的文脈の中で解き明かしていく。 面白いのはオーストラリアの存在。日本にいると何となくイギリスの別荘地みたいな感覚で国家としてのアイデンティティがどこまであるのか分かりにくい。差別的な国だが、至近は中国人に侵食され、差別国家の個性が揺らいでいるという皮肉的な状況、そんな印象だ。 アボリジニ政策から白豪主義によるアジア系移民への差別、先住民の存在そのものを歴史から消し去ろうとする冷酷な国。その後の謝罪や共和制論争の動きは、植民地主義的価値観の見直しが始まったことを示唆するが、それが「反省」であるのか、あるいは「現実主義的戦略の転換」にすぎないのか、第二次世界大戦後のイギリスの価値観への同調にしか過ぎないような気もする。 差別という点では、ジャレドダイヤモンドはアメリカの有権者登録制度も指摘する。「自由と民主主義の国」というイメージがいかに理想と現実のあいだで揺れているかを暴く。1965年の投票権法がもたらした進歩を、2013年の最高裁判決が逆行させる構図は、民主主義が自明の制度ではなく、不断の努力によってかろうじて維持される「綱渡りのプロセス」であることを示す。制度の運用と「政治的利害」のせめぎあいは、今やアメリカ政治の根幹を揺さぶっている。 欺瞞だらけ、だ。 そして気候変動への指摘に広がる。国境を越えた問題解決の必要性と、しかし、それに対する各国の脆弱な対応能力を明らかにする。自然環境が国家の存立条件そのものを左右するが、足並み揃えた人類全体の動きに対し、我々はあまりに幼い。 我々が直面している「危機」は、特定領域のエゴであり、それはしかし、生存本能ゆえの自衛でもあるから複雑だ。国家や文化圏に閉じたものアイデンティティが、地球全体の課題に取り組めるのか。その難しさを「差別や欺瞞」の歴史から炙り出すのである。

Posted by ブクログ

2024/01/03

オーストラリアの歴史に触れることができ、興味深かった。 加えて、日本の課題を考えるに際し、著者の前提と私のそれとの違いを認識する。

Posted by ブクログ