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危機と人類(下)
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2019/10/26 |
| JAN | 9784532176808 |
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危機と人類(下)
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商品レビュー
3.9
38件のお客様レビュー
ジャレド・ダイアモンド氏の作品は4作目。本作は世界の7か国の近現代史から国家的危機といえるものを紹介し、その危機に直面した国民や指導者がいかにして変革を起こし、危機を乗り越え、繁栄の道を進むことができたのか?を分析し、ふるいにかけ、同じパターンを探すことにより世界を襲う危機と、解...
ジャレド・ダイアモンド氏の作品は4作目。本作は世界の7か国の近現代史から国家的危機といえるものを紹介し、その危機に直面した国民や指導者がいかにして変革を起こし、危機を乗り越え、繁栄の道を進むことができたのか?を分析し、ふるいにかけ、同じパターンを探すことにより世界を襲う危機と、解決への道筋を提示する。とりあげる7か国は、日本、フィンランド、チリ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、そしてアメリカである。日本だけ手短にとりあげると、『日本は現在、いくつかの問題(巨額の国債発行残高と高齢化)を認識しているが、日本の女性の役割という問題には認識が十分でない。ほかに、今も否定を続けている問題もある。すなわち、人口問題解決のための移民受け入れという選択肢に反対しているし、中国と韓国との間の歴史認識の溝は埋まらない。また、海外の自然資源の獲得ばかりに走って持続可能な管理を顧みないという政策が今や時代遅れである事を認めていない。』と問題点をあげる。これらの課題について、女性の役割という点では日本初の女性首相が生まれた事からもわかるように、少しづつ改善されて来てはいるのかな、と思う。また博士は日本の少子化についてはかなり楽観的な見方をしているが、これらはまったく新しい視点で、心のわだかまりが解消され、少し安心できる材料が見つかったかなと思った。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file11/naiyou24104.html
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ドイツは第二次大戦後、東西に分かれて別々の社会となり、西ドイツは当座は旧ナチス政権の者を追放せずに活用するしかなかったが、次第に自らナチスの罪を糾弾する自浄作用を発揮し、ブラント政権でポーランドで跪いての謝罪などをしたことで近隣国からの信頼を回復し、東ドイツとの交流も復活し、生活...
ドイツは第二次大戦後、東西に分かれて別々の社会となり、西ドイツは当座は旧ナチス政権の者を追放せずに活用するしかなかったが、次第に自らナチスの罪を糾弾する自浄作用を発揮し、ブラント政権でポーランドで跪いての謝罪などをしたことで近隣国からの信頼を回復し、東ドイツとの交流も復活し、生活格差に気づいた東での願望の高まりによってドイツ統一が実現した。 オーストラリアはかつては白豪主義をとりイギリス連邦の一員であることに強烈な自負を持っていたが、第二次大戦でシンガポールが陥落し日本からの攻撃からイギリスが守ってくれなかったことを恨めしく引きずり、イギリスがヨーロッパ共同体に組み込まれていくことにイラつきつつ、ついには受け入れて、アジアの移民を大量に受け入れ始めた。 現代の日本については手厳しく、女性の社会進出、国債残高、少子高齢化、移民への抵抗、過去の歴史の贖罪の不足による近隣諸国とのトラブル等の危機に対して有効な自覚と対策が取れていないとする。 現代のアメリカもまた、分断による政治的危機と政治的妥協が許されない風土になってきていることによる民主主義の強靭性の欠如が進んでいる。そして、自らの参考になるべき他の国の成功例に習う意志がなく、自分達は特別だと思い続けている。 最後に世界。核兵器、気候変動、化石燃料の枯渇、人口増による資源の逼迫などの危機に対して、世界のアイデンティティのようなものの醸成がなく、参考にできる前例もないままに、これまでの部分的成功(天然痘、オゾンホール)を参考に進んでいくしかない。 全編にわたり面白く(現代日本の否定には、やや短絡的な決めつけも多く、少しフラストレーションを感じたが)、各国の危機の歴史も面白くしれたことと、選択的変化という戦略的な要素がフューチャーされていたことが非常に腹落ちしたため、星4つ。
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個別の国について話しているところはとても良かったですね。まとめ的なところは蛇足かも。 トータルとしては歴史の見方が学べる本。普段思ってることと同じことでしたが、違う事実からその結論に帰着していたので、やはり再現性あるんだなと。 あと、1番気になったのは態度。フラットに書くのが難し...
個別の国について話しているところはとても良かったですね。まとめ的なところは蛇足かも。 トータルとしては歴史の見方が学べる本。普段思ってることと同じことでしたが、違う事実からその結論に帰着していたので、やはり再現性あるんだなと。 あと、1番気になったのは態度。フラットに書くのが難しいのは分かるので全く良いのですが、フラットに書けているでしょう感が滲み出てて、そういう感じが嫌なんだよと思いました。 完全フラットはありません。
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