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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2019/08/29 |
JAN | 9784488028022 |
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商品レビュー
4.4
1995件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本屋大賞受賞作品。途中でやめられず一気読み。 いわゆる「普通」から外れることを恐れていた人間と、もともと自由だったが窮屈な思いをしていた人間が出会い、男女の関係なしに惹かれ合う。 ただ、その二人が大学生と小学生であり、誘拐という形をとってしまったことが問題で、二人は大きなデジタルタトゥーを刻まれることになる、、 不幸なことや理不尽なことが次々と二人を襲う。本来社会的制裁を受けるべき人たちがのうのうと生きていることにモヤモヤもする。 ただ、当の二人は、二人一緒ならば幸せそうなのだ。理不尽を受け容れ、または受け流して生きていく境地にいる。二人一緒でいれば、二人が真実をわかっていればそれでいい。ダークな結末でなくて安堵した。 男女の関係だとか、家族の形だとか、世間一般にある「普通」の概念からはかけ離れてはいるけれど、本人が満足しているなら周囲がガヤガヤいうことではない。当たり前だが「普通」の範疇にいれば幸せなのかといえば、必ずしもそうではないわけで。そんなことを新たな形で見せてくれる物語だった。
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ストックホルム症候群といわれようが、ずっと文は素晴らしい人だと声を上げ続けるべきだった。同時に従兄を告発すべきだった。さらには亮も告発すべきだった。 波風を立てるのが苦手のくせに、最終的には頑固。なんと扱いにくい人でしょう。その態度が不幸を呼ぶのだよ。 すべきことをせず、15年...
ストックホルム症候群といわれようが、ずっと文は素晴らしい人だと声を上げ続けるべきだった。同時に従兄を告発すべきだった。さらには亮も告発すべきだった。 波風を立てるのが苦手のくせに、最終的には頑固。なんと扱いにくい人でしょう。その態度が不幸を呼ぶのだよ。 すべきことをせず、15年を過ごした更紗には同情しずらい。 一方、文はえらい。更紗がいる街を探して住み、それでも彼女には会わないと決めて暮らす。 最終的に2人が幸せになれたのは、すべて文のおかげです! 「いろんな家族の形があっていい。杓子定規な家庭じゃなくても幸せはある」がテーマなのかな? でもそれって当たり前では……? それと、文から見た更紗が自由の象徴なのに、当の更紗は何からも自由じゃないのが皮肉ですね。
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あー苦しい。ここに書いた言葉も場合によっては彼らを勝手に判断することになるからあまり書かない。 そして描写が細かくて、本当に読むべき本だと思う。 DVと性加害者は許せない(この加害者とはもちろん文ではない)。 あと他人を勝手に自分の定規で測ること。 正確ではない情報に踊らされる...
あー苦しい。ここに書いた言葉も場合によっては彼らを勝手に判断することになるからあまり書かない。 そして描写が細かくて、本当に読むべき本だと思う。 DVと性加害者は許せない(この加害者とはもちろん文ではない)。 あと他人を勝手に自分の定規で測ること。 正確ではない情報に踊らされること。 隠れている事情を考慮しないこと。 これらも決してしてはならない。 いろんな人がいるしいろんな家族の形がある。 彼らが色々なものに囚われず、のびのび暮らして アイスを頬張っていられますように...
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