平成怪奇小説傑作集(1) 創元推理文庫

アンソロジー(著者), 吉本ばなな(著者), 菊地秀行(著者), 赤江瀑(著者), 日影丈吉(著者), 吉田知子(著者), 小池真理子(著者), 坂東眞砂子(著者), 北村薫(著者), 皆川博子(著者), 松浦寿輝(著者), 霜島ケイ(著者), 篠田節子(著者), 夢枕獏(著者), 加門七海(著者), 宮部みゆき(著者), 東雅夫(編者)

• 販売会社／発売会社: 東京創元社
• 発売年月日: 2019/07/20
• JAN: 9784488564063

商品レビュー

2025/10/06

怪奇小説の名の通り、今日私たちが想像する「ホラー」とはやや異なる趣の短編集。
個人的にはダイレクトな恐怖をあまり感じられず、幻想的な世界観で夢見心地のまま終わる作品が多い印象。
『角の家』『お供え』『正月女』『静かな黄昏の国』『布団部屋』が特に面白く読めた。

2023/12/10

1989年(平成元年)から1998(平成10年)までの全15作。少々難解なのもあったが、盛りだくさんで面白かった。リアル感が少しあって気持ち悪さがあったのは[正月女][家ー魔象]。近未来感でなんとも言えない気持ちになったが読み応えがあった[静かな黄昏の国]。リズムよく面白く読めたのは[抱き合い心中]ほんわかしたのは[千日手]。

2023/11/04

わかりやすく怖かった、
『命日』
『正月女』
『抱き合い心中』
『布団部屋』
が良かった。