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アーモンド
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アーモンド

ソン・ウォンピョン(著者), 矢島暁子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2019/07/11
JAN 9784396635688

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商品レビュー

4.1

677件のお客様レビュー

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2026/02/28

初の韓国作品。 ほんタメ!で本屋ロケの際に紹介しててそれからずっと気になってたのをやっと読めました。 主人公に障害があり、家族が殺される悲劇から始まる物語なのにも関わらず、本人に感情がないせいかずっと語り口が淡々としていて、ドラマチックな出来事がずっと起こっているのに語り口が平坦...

初の韓国作品。 ほんタメ!で本屋ロケの際に紹介しててそれからずっと気になってたのをやっと読めました。 主人公に障害があり、家族が殺される悲劇から始まる物語なのにも関わらず、本人に感情がないせいかずっと語り口が淡々としていて、ドラマチックな出来事がずっと起こっているのに語り口が平坦でそれが逆に新鮮で面白かったです。なにより障がい者にたずさわる第三者の作品はよく見ますが、障がい者本人目線の物語が珍しいなと思いました。わたしには新しい視点を一つ増やしてくれるような作品でした。 受賞歴があるのも納得の、人にオススメできる本です。

Posted by ブクログ

2026/02/20

アーモンドとは、脳にある恐怖を司る「扁桃体」のことだ。 感情をうまく認識できない「失感情症」を持つ少年が主人公の作品だ。 感情がないとは、不安や恐怖、痛みがないけど、喜怒哀楽もない。 「感情ありがたや」という気持ちになる。

Posted by ブクログ

2026/02/07

感動した!星5! 映画の脚本演出を手掛けている韓国人ソン・ウォンピョンさんの作家としてのデビュー作。生まれながらに感情を持たないユンジェが主人公で、彼の視点から(感情がないゆえに)淡々と物語が語られるため、非常に読みやすく、まるで映画のようにシーンが頭の中に流れていった。文章の中...

感動した!星5! 映画の脚本演出を手掛けている韓国人ソン・ウォンピョンさんの作家としてのデビュー作。生まれながらに感情を持たないユンジェが主人公で、彼の視点から(感情がないゆえに)淡々と物語が語られるため、非常に読みやすく、まるで映画のようにシーンが頭の中に流れていった。文章の中にはあまり余白はなく、物語の内容や背景にそれがたっぷりある。 感情がないために親しい人の死を悲しむこともできないのは周りから見たら可哀想であり、辛いことだと言える。しかし、その可哀想も理解できないのが彼なのである。幼くして凄惨な事件で身内を失ったユンジェはそれまでに母から習ったことを頼りに、できるだけ普通に溶け込めるように生きていくが、そこで不良少年のゴニに出会う。その出会いが2人を大きく変えていくことになる。 韓国の生活や文化についてはあまり馴染みがないけれど、日本人の感覚とはかなり近いものがある。もちろん家庭によってさまざまであるとは思うが、家族観や子育てにおいては韓国の方が厳格なイメージがある。大学受験の競争が激しく、社会を巻き込んだ一大イベントになっていることからもそれは想像できる。そうであるから、ユンジェやゴニのように子ども時代から社会のはぐれものであると、より目立ち冷たい目で見られてしまうのではないのだろうか。殺人現場にはユンジェ、殺害された家族、殺人犯、そして何もせず見ていた者たちがいた。この傍観者とはぐれものを蔑む社会はイコールだと感じた。マジョリティには自分たちなりの正しさや価値観があり、マイノリティを遠目に見て"そう"ならないように、自分は"そう"でなくてよかったと無意識に区分して生きている。こういった無意識の区分はバイアスと呼ばれ、それが相手に伝わると差別になる。想像力を持ってこのアンコンシャスバイアスを自ら是正していかないと差別のない社会を作っていくのは難しい。 ゴニのように愛を受けずに育つ子どもは本当に辛いはずだ。学生時代に「困った子どもは困っている子ども」という言葉を聞いたことがある。困ったことをしている子どもを切り捨てたり、否定したりするのではなく、その奥にあるものを見つめて、認めて、次を一緒に考えられる人間になりたい。 ↑読み終わった後に考えたが、こんなこと考える暇もないくらい、読中は没頭できる、素晴らしく美しい物語である。人を救うのも、怪物にするのも愛なのだ。

Posted by ブクログ