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ある一生 新潮クレスト・ブックス
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ある一生 新潮クレスト・ブックス

ローベルト・ゼーターラー(著者), 浅井晶子(訳者)

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ある一生 新潮クレスト・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/06/27
JAN 9784105901585

ある一生

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商品レビュー

4.4

49件のお客様レビュー

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2026/03/04

「人の時間は買える。人の日々を盗むこともできるし、一生を奪うことだってできる。でもな、それぞれの瞬間だけは、ひとつたりと奪うことはできない」 何を言うてますのん? 高評価しておくとさすが分かってるなと思われる系小説です(なーんやそれ!) いやでも、分かったことはある ビビっと...

「人の時間は買える。人の日々を盗むこともできるし、一生を奪うことだってできる。でもな、それぞれの瞬間だけは、ひとつたりと奪うことはできない」 何を言うてますのん? 高評価しておくとさすが分かってるなと思われる系小説です(なーんやそれ!) いやでも、分かったことはある ビビっと降りてきたことはある 人の一生より、地球の一生のが長い! どうだゼーターラーさんよ まさかこのお話で、この感想を抱く読者は想定してなかったろう! いやでも地球すげー!ってのがたぶん隠されたテーマだな 見破ってしまいました ゼーターラーさんも気付いてなかったと思うけど、わいは見破りました わいすげー! 地球の次の次にすげー!(地球の次が気になるわ!)

Posted by ブクログ

2026/01/24

淡々とした筆致で綴られる、一人の男の一生。変わらぬアルプスの山々、移りゆく20世紀を背景に、エッガーが生ききった人生の小さく硬い砂粒に似た手触りが胸を刺す。愛も希望も悲劇も辛苦も、与えられた命の一日。恨まず悔やまぬその静かな強さが印象的。「人の時間は買える。人の日々を盗むこともで...

淡々とした筆致で綴られる、一人の男の一生。変わらぬアルプスの山々、移りゆく20世紀を背景に、エッガーが生ききった人生の小さく硬い砂粒に似た手触りが胸を刺す。愛も希望も悲劇も辛苦も、与えられた命の一日。恨まず悔やまぬその静かな強さが印象的。「人の時間は買える。人の日々を盗むこともできるし、一生を奪うことだってできる。でもな、それぞれの瞬間だけは、ひとつたりと奪うことはできない」 過去や未来、環境に関わらず、目の前の一瞬は常にまっさらで、態度を選択する権利は我々にある。その積み重ねとしての誠実な一生、難しいけど理想。 瞬間の積み重ねとして、選択の連続としての生を生きること。鼓動が続く限り、この鼓動を支えている大きな力に誠実に応えていくこと。フランクル『夜と霧』やブッツァーティ『タタール人の砂漠』なども思い出しつつ読んだ。一瞬一瞬に対して誠実に生きたい。

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2025/12/17

第2次世界大戦を挟んで、アルプスの山村に暮らした一人の男の一生を描いた作品。 主人公のエッガーは私生児として生まれ、母は早逝。引き取られた山村で叔父にこき使われた挙句に折檻で足を不自由にされ、愛した妻を雪崩で失い、戦争ではソ連の捕虜となって酷寒の地で8年の捕虜生活。そんな厳しい人...

第2次世界大戦を挟んで、アルプスの山村に暮らした一人の男の一生を描いた作品。 主人公のエッガーは私生児として生まれ、母は早逝。引き取られた山村で叔父にこき使われた挙句に折檻で足を不自由にされ、愛した妻を雪崩で失い、戦争ではソ連の捕虜となって酷寒の地で8年の捕虜生活。そんな厳しい人生が淡々と語られます。 しかし、老境に入ったエッガーは、洞穴の様な自宅で一人で暮らしながら「自分の知る限りではこれと言った罪を犯さず、酒、女、美食と言ったこの世の誘惑にも決して溺れる事の無かった」自分の生涯を「概ね満足のいく人生だった」と振り返ります。 150ページほどの薄い本ですが、何故か持ち重りのする作品です。

Posted by ブクログ