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何様 新潮文庫
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何様 新潮文庫

朝井リョウ(著者)

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何様 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/06/26
JAN 9784101269320

何様

¥440

商品レビュー

3.7

299件のお客様レビュー

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2026/09/23

「何者」のサイドストーリーであり、別物として読んでも素直に面白い作品だった。朝井リョウやっぱり好き…。 「何様」 新卒が人事部に配属されて、面接官をする側になる話。就活の気持ち悪さを思い出して読んでいて辛かったけど、ラストの君島との会話で、そんな感じでやればいいのかーと少し救わ...

「何者」のサイドストーリーであり、別物として読んでも素直に面白い作品だった。朝井リョウやっぱり好き…。 「何様」 新卒が人事部に配属されて、面接官をする側になる話。就活の気持ち悪さを思い出して読んでいて辛かったけど、ラストの君島との会話で、そんな感じでやればいいのかーと少し救われた。 若林の解説で社会に「適応」することが「成長」とは思いたくない、と言っていた。 社会ってそういうもんだ、と自分に言い聞かせて丸くなっていく自分を想像するととても悲しかったので、この言葉を聞けて嬉しかった。 社会人1年目。まだまだ青くいこうと思った。

Posted by ブクログ

2026/09/16

「何者」のスピンオフなんですね。 サワ先輩のキャラクターが好きだったので、登場してきてくれて嬉しかったです。あのブレない感じ、本当に素敵。 光太郎の初恋のお話も、泣いちゃいました。思春期の不器用でまっすぐな気持ち、夢や恋心、色々思い出したような。 その他のお話も全て強烈に印象に残...

「何者」のスピンオフなんですね。 サワ先輩のキャラクターが好きだったので、登場してきてくれて嬉しかったです。あのブレない感じ、本当に素敵。 光太郎の初恋のお話も、泣いちゃいました。思春期の不器用でまっすぐな気持ち、夢や恋心、色々思い出したような。 その他のお話も全て強烈に印象に残っています。 正美のお話は、胸が痛かった。 ラストの「何様」…面接官から見た就活、の設定も面白かったです。 自分の中にある信念を自分で掬い上げられるようになりたい。色んなメッセージを受け取りました。

Posted by ブクログ

2026/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他の方のレビューで、「何者」にこの続編(?)「何様」があると知り、早速読みました! 「何者」に出てきた学生たちが、その後どうなったかが描かれてるのだろう、と思って手に取ったら、さすがの朝井リョウさんはそんな単純なシゴトしてなかった!もうちょっと複雑で、例えば「何者」に出てきた「サワ先輩」をそのまま描くのではなく、サワ先輩を好きになりそうな女性目線で描いてたり、ミズキさんのお父さんと出会った女性を描いてたり。あと、ギンジの甥っ子目線だったりいろいろで面白かった。 1.水曜日の南階段はきれい 光太郎の高校時代の思い出。光太郎が、「何者」でなぜ瑞月さんの想いを受け入れなかったのか、「忘れられない人がいる」って言ってたけど、それってどういう女性なのかが描かれている。 2.それでは二人組を作ってください 「何者」の理香が、なぜ出会って早々の男と同棲を始めたのかが描かれている。理香は「何者」で描かれていた通り、やっぱり生きづらい子なのね。自然と、「友だちと二人組を作る」とかができなくて、真面目過ぎて。で、なんやかやでルームシェアをする友達が見つからず、出会って間もない男の人と暮らすようになるんだけど、その男(隆良)が、「何者」よりも薄っぺらい感じに描かれてた笑。 3.逆算 11月生まれの自分って、逆算すると両親がクリスマスに仕込んだ子なのではないか?って考えている女の子の話。読んでいて、ん?クリスマスに仕込んで11月生まれってことはないよな…と思いながら読んだら、そういうオチだった。 4.GINJI ギンジの甥っ子の話。ちなみに母がGINJIの姉。で、父はお堅い商社マンで、どうも昔からGINJIのことをバカにしているっぽい。商社の仕事は、まだ日本では手に入りにくいものを輸入したりして、人の役に立つ仕事なんだ!だけど表現者とかいうの?なにあの仕事?息子よ、お前はちゃんと人の役に立つ仕事をする大人になるんだぞ…。 で、甥っ子はおじさんの舞台を観に行って、意味わかんね~って思うんだけど、一緒に行った彼女は、舞台で出てきたフレーズをちょっと覚えてて、救われたりする。 仕事って、人の役に立つ仕事って何だろう…って考えさせられるストーリーだった。 5.むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった 真面目に正しく生きて、一生懸命に仕事をしている正美という女性が、むしゃくしゃして最終的に不倫しちゃう話…って言ったら身もふたもないけど笑。その相手が、「何者」の瑞月のお父さんで、瑞月が「うちのお母さん、ちょっと弱いんだ、心が」って言ってたのがどういうことなのかわかる。 まぁ、不倫くらいすればいいんじゃない?って思っちゃう。 6.何様 「何者」の集団面接のシーンで、元気に笑いをとっていた男子学生のストーリー。彼は無事に就職したけど、社会人になったらなったで、いろいろ悩むわけで…っていう話。 これちょっと、入社一年目で人事部に配属になって、採用面接を担当するとか、そんなことあるの?って不思議に思った。彼は都内で一緒に就職した彼女と同棲してるんだけど、彼女も一生懸命に働いてて、お互い仕事が忙しくて、すれ違い…ってほどじゃないけど学生時代とはちがって現実との闘いが日々あり、生きていくって大変!!!って思った。 ちょっと思ったのと違ったけど、どれも独立した短編として十分読み応えがあり、「何者」に続けて読んでよかったと思いました!

Posted by ブクログ

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