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弥栄の烏 八咫烏シリーズ 文春文庫
定価 ¥825
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/05/09 |
JAN | 9784167912727 |
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弥栄の烏
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商品レビュー
4
98件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
八咫烏シリーズ、第一部再読完了! 前巻「玉依姫」のお話を山内側から綴った話は、山内の存亡もかけて、とてもシビアなものだった。 大猿の無念さも愚かさも、金烏の欺瞞もどれも残念だけど、それをモノともしない雪哉の厳格さが、とてもおっかない。 雪哉を決定的に壊して、何か突き抜けさせたようなあの事件は、とても痛ましく、誰にとってもいいことない出来事。これが、このシリーズを特徴づけてるようで… でも、最後は希望が垣間見えて、奈月彦が何か解放されたような様も、少しだけどポジティブ。どうかそのまま安穏としてほしい。 山にいた八百万の神、そこにやってきた強大な神様、その神話がとても気になった。本当にこんな伝承があるのかも?
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山内世界に魅了された人は空棺で止めておいた方が身のためです。玉依姫および弥栄の烏は精神的にとても辛く、この苦痛に共感してくれる星1の感想を求めて暫く彷徨います。 ですが作品は作者のものであり阿部先生こそが神であるのならば受け入れなくては、と漸く思うに至り暴言ばかりであった以前の感想は削除しました。 次巻の「楽園の烏」を読めるようになるまで時間はかかると思いますが、一度は寝る間も惜しんで読み耽った山内世界の終焉を見届けようと思います。
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なんというか、とてももったいない、感じがする。 舞台も設定も、キャラクターも、とっても魅力的なのに。 3巻くらいまでは荘厳で美しく、広がりがあるように感じられた舞台は、小さくしまわれて、 凝っていて、よく練られているように感じられた設定は、急な後付けのような設定に上書きされ、 神秘的だったり、愛されるべきと思われたキャラクターは、別人のようになってしまった。 なんとなく最終的にまとまって落ちはついたけれども、……3巻でやめておけばよかったな、と思う。
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