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海の乙女の惜しみなさ エクス・リブリス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2019/05/01 |
| JAN | 9784560090589 |
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海の乙女の惜しみなさ
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
初デニスジョンソン。遺作にあたる短編集のせいかどの作品も直接/比喩的に死そのものや避けられない運命としての死が現れる。読んだ感触がものすごく乾いてる 内容に関係ないけど開いた時の文字の大きさというかページの白っぽさが新鮮でささっと1時間くらいで読めた
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この短編集、正確に書くなら、冒頭に置かれた断章形式の表題作の「静寂」と題された最初の章をはじめて読んだときのことはよく憶えていて。この短編集が出た年だから2019年、夜遊び前の時間潰しに立ち寄った、その頃はまだ遅くまで営業していた大型書店。新刊の棚に面陳されたジャケットに惹かれて...
この短編集、正確に書くなら、冒頭に置かれた断章形式の表題作の「静寂」と題された最初の章をはじめて読んだときのことはよく憶えていて。この短編集が出た年だから2019年、夜遊び前の時間潰しに立ち寄った、その頃はまだ遅くまで営業していた大型書店。新刊の棚に面陳されたジャケットに惹かれて手に取った。立ち読み。 唐突にはじまるシーンと掴みどころのないような語り、ハッとするような告白に心地の良い違和感を感じた。適当に捲ってみるつもりが、その違和感にそっと背中を押されるように、没頭してその章を読み終えていた。4ページ弱だけれど、長い小説を読み終わったときのようなため息が出た。最後の一行は、特に印象的で納得もしたけれど、わからなかった。そのわからなさはきっと素敵なことだし、大切にするべきかも、となんとなく思っていた。そんな感覚を覚えることが、小説を読むということなのかもしれない、と少し“わかった”ような気もしていた。 心地よい違和感を感じる文章、物語の素敵なわからなさに、夜遊び前の高揚感も混じった特別な読書、体験。「宇宙の謎に目配せされるという奇妙な瞬間」。信じるべき偶然。これは年月に磨かれて輝きを増してしまった記憶かもしれないけれど、この本を開くたび、あのときを思うたび、少し不思議な心地い感覚は蘇る。 数日後に購入した本で改めて短編を読み切る。まだわからなかった、わからなくもなっていた。それでも、この小説で語られる人生の瞬間、「しつこく残る昔の後悔と最近の後悔、手を替え品を替え繰り返してしまう失敗」の、それを思い出し語ることの「哀しみ」は、軽く乾いた語りと滲んでているユーモアの下に、たしかに感じていた、と今になると思う。 今、この本を開けば、わたしの「しつこく残る昔の後悔と」あの時から今までの間にあった、まだ新しく鮮明な「最近の後悔、手を替え品を替え繰り返してしまう失敗」の記憶、それにこの短編の語り手のように死を身近の思う人間(亡くなった父のことだ)のことが、あの「奇妙な瞬間」に少し遅れて思い浮かんでくる。そこにも当然哀しみがある。今この本には、小説が書かれること、追憶すること、後悔と悔恨の、それにわたしの哀しみがあるのだ。その哀しみは、あのときのわからなさ、少し不思議な心地良さと一緒に大切に持ち続けておきたい、と思いはじめている。本当は手放したい。けれど、きっとこれはそうするべきものだから。
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遺作、とか老境、ていうキーワードが読む前に目に入っちゃったせいで必要以上に先入観にとらわれてしまったなー、てのは多分にあると思うのだけど、どれもやさぐれと詩情がいい感じにないまぜになっていて最高でした。 なかでも、ぽいような、ぽくないような、やっぱりぽくなくないような「ドッペルゲ...
遺作、とか老境、ていうキーワードが読む前に目に入っちゃったせいで必要以上に先入観にとらわれてしまったなー、てのは多分にあると思うのだけど、どれもやさぐれと詩情がいい感じにないまぜになっていて最高でした。 なかでも、ぽいような、ぽくないような、やっぱりぽくなくないような「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」が特に好き
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