商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2019/05/01 |
JAN | 9784560090589 |
- 書籍
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海の乙女の惜しみなさ
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海の乙女の惜しみなさ
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
遺作、とか老境、ていうキーワードが読む前に目に入っちゃったせいで必要以上に先入観にとらわれてしまったなー、てのは多分にあると思うのだけど、どれもやさぐれと詩情がいい感じにないまぜになっていて最高でした。 なかでも、ぽいような、ぽくないような、やっぱりぽくなくないような「ドッペルゲ...
遺作、とか老境、ていうキーワードが読む前に目に入っちゃったせいで必要以上に先入観にとらわれてしまったなー、てのは多分にあると思うのだけど、どれもやさぐれと詩情がいい感じにないまぜになっていて最高でした。 なかでも、ぽいような、ぽくないような、やっぱりぽくなくないような「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」が特に好き
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あー…久しぶりに夜更かししてまで読んじゃった…最後の話めちゃくちゃゾッとしたけど惹きつけられた。ちょっとエドガーアランポーぽかった。 読んでるときはそうでもないんだけど、読み終わったあとに、特に労働してて辛いときに急に彼の作品の中に戻りたくなった。なんだか魂に寄り添って、もみほぐ...
あー…久しぶりに夜更かししてまで読んじゃった…最後の話めちゃくちゃゾッとしたけど惹きつけられた。ちょっとエドガーアランポーぽかった。 読んでるときはそうでもないんだけど、読み終わったあとに、特に労働してて辛いときに急に彼の作品の中に戻りたくなった。なんだか魂に寄り添って、もみほぐしてくれるようなところがあると思う。それは心の弱さという言葉で表されるものなのかもしれないけど、だとしてもこの作品があり、そして私とこの作品の間に生まれたそのような感情関係があることが、もっとほんとうのことだと思う。ありがとうデニスジョンソン、と言いたくなる、ありがとうありがとう…
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タイトルにひかれて読んだけど、重苦しい印象が強い。ヘミングウェイっぽいなと思ったら訳者のあとがきでもそういうふうに書かれていたので納得。 麻薬の更生施設にいる男がいろんな人に宛てた手紙(実際に書いているかは不明)で構成される「アイダホのスターライト」は、こんなに書いているのにイン...
タイトルにひかれて読んだけど、重苦しい印象が強い。ヘミングウェイっぽいなと思ったら訳者のあとがきでもそういうふうに書かれていたので納得。 麻薬の更生施設にいる男がいろんな人に宛てた手紙(実際に書いているかは不明)で構成される「アイダホのスターライト」は、こんなに書いているのにインクが減らないだとか、ここを出るときには文字がうまくなっているはずだ、という皮肉というか、ジョークがうまい。
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