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マチネの終わりに 文春文庫
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マチネの終わりに 文春文庫

平野啓一郎(著者)

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マチネの終わりに 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/06/06
JAN 9784167912901

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商品レビュー

4.1

636件のお客様レビュー

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2024/11/12

正直恋愛小説ってあまり得意ではないのですが、映画を観てから小説を読んだので、すんなりと物語の中に入り込めて良かったのですが、もし、小説からだったらなかなか難しかったかもしれませんね。

Posted by ブクログ

2024/11/12

運命の人の定義とは。スランプ気味のアラフォー天才ギタリストと、世界を駆け巡る美人ジャーナリストの運命の出会いと、関係について。 描写が美しくて、恋愛だけでなく、仕事やキャリア、不安定な国際情勢、歴史に残る文学の解釈、40代という微妙な年代の中で、若い世代に追い越される不安など、...

運命の人の定義とは。スランプ気味のアラフォー天才ギタリストと、世界を駆け巡る美人ジャーナリストの運命の出会いと、関係について。 描写が美しくて、恋愛だけでなく、仕事やキャリア、不安定な国際情勢、歴史に残る文学の解釈、40代という微妙な年代の中で、若い世代に追い越される不安など、いろんな人生の側面が絡んでいて、40代でなくてものめりこめた。4日間で一気に400ページ読み終えてしまった。 もしも韓国ドラマだったら、運命の再会を果たして、家族も巻き込みながら最後はハッピーエンディングなのかもしれないけれども、そうはいかない心の動きがリアルで切なすぎる。そして、身勝手に人の運命を操作して、それで自分の信じるものしか想像できない早苗が最後まで許せなかったと同時に、人の愛を壊した人には何らかの犠牲もあるんだなと思う。一方で、そういった運命を乗り越えられなかったのは、やはり2人が一緒になることはないことの理由のひとつなのかな…。 燃えるほど強く引き寄せられる人は、時には火傷するような存在にもなりえると思わされる。久々にずっと考えさせられてしまう小説だった。

Posted by ブクログ

2024/11/12

『過去は変えられる。』 言葉にならない。圧巻。 誰もが考える、あの時こうだったら、今はこうだったかもしれないという感情の機微が美しい文体で表現されている。 個人的には愛ゆえに痛みに耐え、相手を慮る洋子の強さに敬服した。

Posted by ブクログ

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