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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場
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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場

ジェームズ・ブラッドワース(著者), 濱野大道(訳者)

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アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した 潜入・最低賃金労働の現場

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/03/13
JAN 9784334962272

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した

¥220

商品レビュー

3.7

66件のお客様レビュー

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2025/05/02

沢山の人に読んでほしい

アマゾン、ウーバー、コールセンター、さらにはホームレスまで著者が経験し考察した本。
安く便利なものの裏にたくさんの労働者の苦痛があるのがわかる。
特に英国のウーバータクシーの制度。明らかに個人事業主にして労働者の権利を妨げてるのが分かる。自由と言いつつちっとも自由じゃ...

アマゾン、ウーバー、コールセンター、さらにはホームレスまで著者が経験し考察した本。
安く便利なものの裏にたくさんの労働者の苦痛があるのがわかる。
特に英国のウーバータクシーの制度。明らかに個人事業主にして労働者の権利を妨げてるのが分かる。自由と言いつつちっとも自由じゃない。分刻みで搾取される現代の労働を考えさせられる。

ブックオフ廃課金

2025/11/23

エピローグの文章はもったいぶった言い回しでやや分かりにくかった。 今の左派を相対化させるうえで、進歩派と伝統的左派の違いが今一つわかりにくい。労働者の問題に移民の問題がかからむ以上、アイデンティティの平等と労働者階級の問題がぶつかるのは自明だが、それをより明快に指摘してくれた方が...

エピローグの文章はもったいぶった言い回しでやや分かりにくかった。 今の左派を相対化させるうえで、進歩派と伝統的左派の違いが今一つわかりにくい。労働者の問題に移民の問題がかからむ以上、アイデンティティの平等と労働者階級の問題がぶつかるのは自明だが、それをより明快に指摘してくれた方がありがたかった気もする。 ただし、この本が今の日本の外国人や移民問題においてタイムリーな内容になっていると私は感じた。 ここに紹介される職種はいずれも日本人がやりたがる仕事とは考えにくい。 すると日本でも本書で描くことに近似した未来が訪れることは容易の想像がつく。 そのイメージの中で本書を読んでみると理解が深まると思う。

Posted by ブクログ

2025/11/09

現代の資本家は、かつてディケンズが描写したような、シルクハットをかぶって葉巻をふかし、気に入らない労働者は蹴りとばす肥満体の紳士ではない。現代の資本家の多くは「ワイシャツの襟元のボタンを外し、袖をまくり上げ、多様性について熱弁を振るうような人々」──夢やら愛やら自己実現やら、美し...

現代の資本家は、かつてディケンズが描写したような、シルクハットをかぶって葉巻をふかし、気に入らない労働者は蹴りとばす肥満体の紳士ではない。現代の資本家の多くは「ワイシャツの襟元のボタンを外し、袖をまくり上げ、多様性について熱弁を振るうような人々」──夢やら愛やら自己実現やら、美しい言葉を用いた爽やかな弁舌で巧みにこちらを魅了するような人々なのだ。だから恐ろしい。

Posted by ブクログ