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西洋菓子店プティ・フール 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/02/08 |
JAN | 9784167912222 |
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西洋菓子店プティ・フール
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商品レビュー
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‣ 美しいのは一瞬。瞬きをする間に消えてしまうくらいの、ほんの短い、まるで白昼夢を見ていたような時間。だからこそ、その輝きは価値を増す。菓子作りはひとときの夢を見せる仕事だ ‣ ほっとするものを選ぶのは悪いことなのかな、そういう時もあっていいんじゃないかって最近は思うんだよね。...
‣ 美しいのは一瞬。瞬きをする間に消えてしまうくらいの、ほんの短い、まるで白昼夢を見ていたような時間。だからこそ、その輝きは価値を増す。菓子作りはひとときの夢を見せる仕事だ ‣ ほっとするものを選ぶのは悪いことなのかな、そういう時もあっていいんじゃないかって最近は思うんだよね。そういうものを求めている人もいる ‣ 憧れだって言いながら距離を置いて、この人と具体的にどうしたいのか考えたこともなかった。何も望まないのだから、何も進まなくて当然だ ‣ あたしにはあたしだけの世界があって、そのおかげで今こうして立っている。自分を卑下しても、自分が好きになったものを否定しちゃダメだ ‣ 一人でもいいなんて、覚悟じゃないわ、酔っているだけ ‣ 甘えたかったんだ、ずっと。どきどきするような刺激じゃなくて、甘く包み込むような安心を求めていた ‣ 感傷的なのが悪いって言いたいわけではないんだ。違う人間だから、同じ事柄にも違う反応ができるよってこと。他人って冷たい感じに聞こえると思うけど、だからこそ一緒に対処できることもあると思うんだ ‣ 嗜好品ってのは、はけ口の対象になりやすい。けれどね、どんな食べ物も口にする人の幸せを願って作られているんです。だから、楽しく味わってやって欲しい ‣ 甘くない菓子ってないだろ? 甘さっていうはな、人を溶かすんだよ。ほっと肩の力を抜けさせる。でも、ただ甘いだけなら馬鹿でもできる。相手の感じ方を想像して、旨みを感じさせる甘さをださなきゃいけない ‣ 鮮やかな記憶は褪せない。誰にも奪うことはできない。たとえ、当の本人でも。思い出は私だけの宝ものだ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 下町の老舗西洋菓子店プティ・フールを舞台にした物語。 さまざまな洋菓子が登場するのも魅力のひとつですが、 その見た目や美味しさの表現だけにとどまらないのが、千早茜作品の醍醐味です✨ 登場人物たちの揺れ動く気持ちとも重なって、そこがまた魅力的
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お菓子の魅力がぐっと詰まっている。 綺麗なお菓子を見たときの高揚感やひとくち食べたときのあの幸せな瞬間が広がるような1冊だった。 そんなお菓子を通して、色んな立場の人の考えや相手への想いが溢れていて、ほろ苦い気持ちにもなったり。 珠香との記憶の鮮やかさも魅力的で、すごく好きだっ...
お菓子の魅力がぐっと詰まっている。 綺麗なお菓子を見たときの高揚感やひとくち食べたときのあの幸せな瞬間が広がるような1冊だった。 そんなお菓子を通して、色んな立場の人の考えや相手への想いが溢れていて、ほろ苦い気持ちにもなったり。 珠香との記憶の鮮やかさも魅力的で、すごく好きだった。 お菓子は嗜好品で、必ずしもないと生きられないものではないけれどそんなお菓子が大好き。 美波の「そんな『なくてもいいもの』にあたしは今まで生かされてきた。」という気持ちがとてもわかる。 お菓子も小説も、ないと生きていけない必需品ではないけれど、どうしたって求めてしまうしやっぱり満たされる。 甘さや酸っぱさ苦さ、いろんな味が詰まった本。
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各々の秘密を包み込むお菓子の甘さ、ほろ苦さ、酸っぱさ。千早茜さんの表現が好き。読み終わった後の満足感よ。
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