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盤上に散る 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/01/16 |
JAN | 9784065137581 |
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盤上に散る
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商品レビュー
3.4
18件のお客様レビュー
苦悩する男の表紙に惹かれ手に取る。この男の正体が最後の対局の後で明かされるのだが、そのままの表現に泣かされる。 題名にしてもいかにも将棋の世界に生きる男の話を連想させるが、それだけでなく駒師のそのダンディズムというか考え方が総じてかっこ良く、こちらも最後に意味が分かる。 前作の盤...
苦悩する男の表紙に惹かれ手に取る。この男の正体が最後の対局の後で明かされるのだが、そのままの表現に泣かされる。 題名にしてもいかにも将棋の世界に生きる男の話を連想させるが、それだけでなく駒師のそのダンディズムというか考え方が総じてかっこ良く、こちらも最後に意味が分かる。 前作の盤上のアルファを読んでから時間が経っていたので人物を大分忘れていたが、話の邪魔にならない程度で登場しポイントを押さえてくれていた。 大阪の濃いキャラ連中や、背景となる人物達に少しこんがりがりそうになったが、昭和の時代をバックにした物語が重厚で読み応えがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった! 個人的には前作より好き。順番に読んだ方が被る登場人物がいるので楽しめると思われる。 棋士というと堅苦しい品行方正なイメージがある。ひふみんが人気が出たのはそんなイメージからズレたお茶目さといい加減さがウケたのではないか。私も好きだ笑 この小説も棋士のイメージとかけ離れた、しかも、ひふみん路線ではなくアウトロー路線のきな臭い世界だった。 キャラクターがなんとも言えず良かった。出てくる人、みんな味がある。人間臭いところが良い。 関西弁のやりとりも最高だ。テンポ良くツッコミ合う感じが面白い。 謎多き伝説の真剣士を探す旅に出るのはアラフォー女(多分結構美人)とリーゼントのチンピラアサラー男。普通の会社員の女がどこから見てもちょっとやばい年下の男にだんだん慣れて、むしろ親しみを感じていくサマが良い。そして、安っぽい恋愛関係にならずに終わったのも良い。 ただ、この小説は恋愛小説です。 1割だけ恋愛要素があり、その1割だけで恋愛小説と言いたくなるほどの読者の心をキュンキュンさせる。 あらすじには恋愛小説と書いていないのでネタバレ設定しておきます(๑˃̵ᴗ˂̵)
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うん!相変わらずの関西のボケ、ツッコミの会話! ほぼ最後の真剣師 林鋭生を探して何千里っていう彼に会うまでの捜索がメイン。 亡くなったお母さんの手紙あった名前から探す女性、怖いおっちゃんに脅され探す元ヤンキー。 至る所で、2人のボケ、ツッコミ。その他も個性ある関西の人ら。 一応、...
うん!相変わらずの関西のボケ、ツッコミの会話! ほぼ最後の真剣師 林鋭生を探して何千里っていう彼に会うまでの捜索がメイン。 亡くなったお母さんの手紙あった名前から探す女性、怖いおっちゃんに脅され探す元ヤンキー。 至る所で、2人のボケ、ツッコミ。その他も個性ある関西の人ら。 一応、続編やけど、別にそれほど、気にせずに読める。私は前のも読んだけど。 「夢果つる街」(夢枕獏作)の時代みたいに生々とはしてないな… もう昭和が終わると厳しそう… 真剣師も博奕やから、今の世の中厳しそう… 更に三段リーグ編入試験というのができて、奨励会以外のアマチュアがプロになる道もある。 こんな時代の真剣師は、ツライな〜 ザ昭和って感じ! 生々としたテンポの良い会話がええ! こんな関西人ばかりではないので、何か面白い話出来るとかは思わないこと! そのテンポで、星一つアップ!
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