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緑と赤 小学館文庫
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緑と赤 小学館文庫

深沢潮(著者)

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緑と赤 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/01/04
JAN 9784094066012

緑と赤

¥660

商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2025/08/28

 本作は、YA向けのような読みやすさと、中身の深さを兼ね備えた良作でした。若い方を中心にどなたにもおすすめしたい一冊です。  深沢潮さんまだ2冊目ですが、日韓関係や在日コリアンなどの重いテーマを、とても丁寧に取り上げて作品に落とし込んでいる印象です。  タイトルの「緑と赤」は、...

 本作は、YA向けのような読みやすさと、中身の深さを兼ね備えた良作でした。若い方を中心にどなたにもおすすめしたい一冊です。  深沢潮さんまだ2冊目ですが、日韓関係や在日コリアンなどの重いテーマを、とても丁寧に取り上げて作品に落とし込んでいる印象です。  タイトルの「緑と赤」は、ズバリそれぞれ大韓民国と日本のパスポートの色を示しています。  大学生の知英は、自分が在日韓国人だと親から聞かされていたものの、あまり深く考えずに過ごしてきました。パスポート取得を機に、2つの国を巡る状況やそこに渦巻く憎悪感情を知り、それらに向き合わざるをえない状況になっていきます。  6章構成で、知英をはじめ、韓流スターが好きな日本人の友人やおばさん、韓国人留学生などへ視点人物が変わっていきます。  日本と韓国、2つの民族とその狭間で暮らす人の気持ちを、深沢さんは巧みに書き分けています。とりわけ、狭間である「在日」である人の苦悩が実にリアルに描かれています。  「自分は何者か」などと考えず、外国もほとんど訪れたこともない私には、国や民族の帰属意識やアイデンティティの自認がありません。しかしながら、本作発刊が10年前で、現在、ヘイトスピーチやレイシズムは改善されているのかを考えると、決して他人事では済ませられない気がします。  軽くテンポよく読み始め、次第に身の回りの偏見、すれ違いなどに傷つき、心を病んでいくような展開にいたたまれなくなりましたが、優しさと希望をもたせてくれる終末に救われました。  様々な立場の人の想い、差別や人権について知るための、十分過ぎるきっかけになる格好の物語と感じました。

Posted by ブクログ

2024/06/03

赤と緑。 タイトルとあらすじを見て、それがパスポートの色だとすぐに分かった。 出自とアイデンティティ。 実に複雑で難しいテーマだけど深沢さんの文章はそれらを分かりやすく噛み砕いて盛り込み、何人かの登場人物の視点から語られるそれは、一方的な見方をするのではなくもっと多角度から見る...

赤と緑。 タイトルとあらすじを見て、それがパスポートの色だとすぐに分かった。 出自とアイデンティティ。 実に複雑で難しいテーマだけど深沢さんの文章はそれらを分かりやすく噛み砕いて盛り込み、何人かの登場人物の視点から語られるそれは、一方的な見方をするのではなくもっと多角度から見ることの大事さ。を伝えているようにも感じられた。

Posted by ブクログ

2024/02/10

最後涙が止まらなくなった。 韓国と日本の溝は想像より遥かに根深いものだというのことを知った。 また、自分は差別する側ではないと思っていたが、本当か?韓国人と日本人というだけでなく、日本人でないことや日本人であっても属性、出自の差という違いで無意識に差別するような思いや言動をして...

最後涙が止まらなくなった。 韓国と日本の溝は想像より遥かに根深いものだというのことを知った。 また、自分は差別する側ではないと思っていたが、本当か?韓国人と日本人というだけでなく、日本人でないことや日本人であっても属性、出自の差という違いで無意識に差別するような思いや言動をしていなかったか?自信がない。 良美のようにヘイトスピーチを反対するような運動に直接関わることができなくても、自分の周りで起きていることや人たちに思いを寄せていくことが、せめての第一歩なのではないかと思った。

Posted by ブクログ

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