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ギリギリ 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2018/11/22 |
| JAN | 9784041076439 |
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ギリギリ
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商品レビュー
3.5
50件のお客様レビュー
「健児が気の毒でしょうがない。」 読了後、最初に出てきたワードです(笑) 一郎太の存在が健児、瞳、静江の関係性や人生に 凄く大きな影響を与えている気がしました。 瞳さんには、あまり共感できなかったです。 "シナリオ"を"本心"or&quo...
「健児が気の毒でしょうがない。」 読了後、最初に出てきたワードです(笑) 一郎太の存在が健児、瞳、静江の関係性や人生に 凄く大きな影響を与えている気がしました。 瞳さんには、あまり共感できなかったです。 "シナリオ"を"本心"or"本音"と捉えている所が 理解ができなくて、冷めました(笑) 序盤は、優しい感じと暖かさがあり 日常が溢れ、ハートフルな気持ちで読んでました。 後半は、少しずつドラマっぽい演出を感じて 作者の原田さんは、構成作りが上手いと思いました。 僕が影響されやすい事もあると思いますが 解説を読んでみて、この作品は"純文学"だと思いました。 原田さんが、実際に体験したお話?なのか 辛い経験を得てシナリオライターの面白さを 読者に伝えたかったのか。。。 どちらにせよ、僕には純文学はまだ難しいと感じた。 そして、明けましておめでとうございます。 昨年は読書があまりできなかったですが 今年は、本を沢山読める年にしていきたいですし 皆さまのレビューを楽しく読ませて頂きますので 今後ともよろしくです(ヒヒーン!)
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第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。 第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。...
第1話 一郎太が死んだ。妻の瞳は中学校の同級生である健児と再婚。一郎太の母の静江が、瞳に連絡をしてくるが、瞳は静江との付き合いを嫌がるので、健児が見れなくなったテレビの手配をしてあげる。 第2話 瞳は一郎太の愛人だったという女に呼び出されて、一緒に高級フレンチのランチを食べる。一郎太が本当に浮気していたかどうかは誰にもわからない。瞳は愛人だった女を本当に嫌なヤツだと思う。 第3話 静江は日本語を習いたい外国人とスカイプで先生役をすることになった。健児がいろいろお膳立てをする。静江は健児と会話しながらも、一郎太のことばかり考えている。 第4話 健児のドラマのシナリオを読んだ瞳は、再婚は悪いことなのか考えはじめてしまう。健児の考えがどれくらい反映されてシナリオが書かれているのか、確認したいが訊くことができない。シナリオの完成のため健児が忙しくて二人の時間がとれないまますれ違っていく。 第5話 とうとう瞳は家を出た。健児と別れるしかないと決意を固める瞳。健児は行く場所がない。どうしたらいいのだろう。
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原田ひ香作品4冊目。 穏やかで、でもヒリヒリしたりモヤモヤしたりする日常を描いている。本作は登場人物のキャラがとても良くて私はかなりツボ。 藤色のカーディガンがお気に入りの静江、頼まれごとを断らない健児、ストッキングやスーツを脱ぎ散らす瞳。主要人物ではないが一朗太氏に冴子、ヘンリ...
原田ひ香作品4冊目。 穏やかで、でもヒリヒリしたりモヤモヤしたりする日常を描いている。本作は登場人物のキャラがとても良くて私はかなりツボ。 藤色のカーディガンがお気に入りの静江、頼まれごとを断らない健児、ストッキングやスーツを脱ぎ散らす瞳。主要人物ではないが一朗太氏に冴子、ヘンリーなどなど。 読み進めるほどにそれぞれのキャラが立ち上がってきて、ストーリーだけでなく彼らに夢中になっている自分がいた。前半から読む手が止まらなかった。 一見嫌みのある人物であっても、関わっていくと本音がぽろぽろと出てきて、知っていくごとに愛おしくなっていく。 表面的な部分だけでなく、大切な人の奥底にある弱さを知るには、受けとる側の深い優しさと度量がいるよなぁと、静江・健児・瞳を見ていて思った。彼ら3人にはそれがあったから。 タイトルの「ギリギリ」の意味も最後に分かって納得。心が温かくなった一冊。
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