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ギリギリ
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ギリギリ
¥748
在庫なし
商品レビュー
3.6
41件のお客様レビュー
原田先生の作品はこれで5冊目。 原田先生のお話ラストでトントン拍子に上手くいく事が多くてちょっとあり得ないなと思っていたので、こういうビターな話がすごく新鮮で面白かった(生意気言ってすみません)。 嫁からしたら前夫の母親(前姑)と現夫が仲良くしてたら嫌でしょう。その上、仕事は激...
原田先生の作品はこれで5冊目。 原田先生のお話ラストでトントン拍子に上手くいく事が多くてちょっとあり得ないなと思っていたので、こういうビターな話がすごく新鮮で面白かった(生意気言ってすみません)。 嫁からしたら前夫の母親(前姑)と現夫が仲良くしてたら嫌でしょう。その上、仕事は激務だし意地悪な部下(元先輩)に前夫の不倫相手まで出てきたら頭おかしくなるって。冴子、お前マジで何なん? 確かに、パートナーと死別して独身を貫く人は美談にされて早々に再婚した人は軽んじられる傾向があるな。当の本人達の問題なのに、周りが無責任にあれこれ言う所が良くないよな。 瞳の回想で少女時代の話が出てきたけど、私も子供の頃似たような事あった様な気がする。 多分私の勘違いだろうけど、原田先生は絶妙な例え話を持ってくるなと感心した。 一朗太の人格を作ったと言っても過言ではない、嫁から見たらいけ好かない姑である静江さんが、だんだん魅力的な女性になっててすごいと思った。 ラストのタイトルの「ギリギリ」の意味が分かって流石!ってなった。
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ギリギリって何??と思いながら読み進めた。原田ひ香さんの作品を読み漁ってます。どれも読みやすくて面白い!!今回の作品はちょっと切なくなった。
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一朗太が亡くなったことからはじまるそれぞれの関係性が面白かった。健ちゃんと瞳さんが別れてしまったのが悲しかったけど、こういう例もある、読者の期待通りにいかないとこがいいなって思った。特に人間関係は価値観が人それぞれだし結婚死別再婚は一般的にたくさんのひとが経験するわけじゃないから...
一朗太が亡くなったことからはじまるそれぞれの関係性が面白かった。健ちゃんと瞳さんが別れてしまったのが悲しかったけど、こういう例もある、読者の期待通りにいかないとこがいいなって思った。特に人間関係は価値観が人それぞれだし結婚死別再婚は一般的にたくさんのひとが経験するわけじゃないから意見も違うと思う。静江さんと健ちゃんが人間として気が合ったことがわかってなかなかみんながみんな相性がいいわけじゃないからふたりがどんな形であれ出会えてよかったと思う。
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