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火の鳥(角川文庫版・新装版)(12) 太陽編 下 角川文庫
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火の鳥(角川文庫版・新装版)(12) 太陽編 下 角川文庫

手塚治虫(著者)

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火の鳥(角川文庫版・新装版)(12) 太陽編 下 角川文庫

定価 ¥968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/11/22
JAN 9784041066416

火の鳥(角川文庫版・新装版)(12)

¥715

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2024/12/21

 「太陽編」もいよいよ最終巻。  「光」の洗脳施設で諍いを起こし懲罰で死の戦いを強いられたスグル。相手の女戦士ヨドミと戦ううちに彼女を好きになってしまう。なぜか生き返ったヨドミだったが、この機会を利用しスグルは暴動を起こし、ヨドミと共に脱出を図る。このチャンスに「影(シャドー)」...

 「太陽編」もいよいよ最終巻。  「光」の洗脳施設で諍いを起こし懲罰で死の戦いを強いられたスグル。相手の女戦士ヨドミと戦ううちに彼女を好きになってしまう。なぜか生き返ったヨドミだったが、この機会を利用しスグルは暴動を起こし、ヨドミと共に脱出を図る。このチャンスに「影(シャドー)」は決起を図る。  一方、古代の世界では壬申の乱が勃発したが、戦いに向かう中、ハリマは火の鳥に遭遇する。仏教の侵略を止め狗族を救って欲しいと火の鳥に願うのだが、火の鳥は千年後の世界の光族と影との戦いをハリマに見せ、権力に使われた宗教は残忍であること、人間の権力は人間自身の手でなくすものであると語る。  そして両方の世界で戦いは遂に終わるのだが、果たして勝者は今までと違う道を歩むのか、宗教は権力と離れることになったのか。そこを描く作者の筆はかなりペシミステックだ。  しかし、ハリマと狗族の娘マリモ、スグルとヨドミのラストに、きっと手塚の夢が託されているのだろう。  「火の鳥」は作者の死により未完に終わったが、正にライフワークの名にふさわしい、壮大な一大物語を堪能した。

Posted by ブクログ

2024/04/15

革命に成功したら、大海人皇子もおやじさんも独裁者思考になってしまう。 歴史ってその繰り返しだよね。 仏教を悪者にした点もおもしろいわ。 一気読みしちゃった太陽編でした。

Posted by ブクログ

2023/12/24

人間の顔に戻ったハリマが、今までつながっていた霊界のものたちを認識できなくなって…っていうの、あるあるなんだけど悲しかったな…マリモさん……。 だから、まさかそっちがマリモさんだったとは…っていうオチ…、一千年を超えたロマンス…すごい…。

Posted by ブクログ

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