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辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2018/10/25 |
| JAN | 9784163909196 |

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辺境メシ
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商品レビュー
4
49件のお客様レビュー
辛い時というものは誰しもあるものだ。体調が悪かったり、嫌なことがあったり、うまくいかないことが続いたりする時もある。そんな時は活字を読むといい。文字を追っているだけで、その間だけでも大抵のことは忘れていられる。その本が読みやすければなお良いし、面白ければ言うことはない。そして高野...
辛い時というものは誰しもあるものだ。体調が悪かったり、嫌なことがあったり、うまくいかないことが続いたりする時もある。そんな時は活字を読むといい。文字を追っているだけで、その間だけでも大抵のことは忘れていられる。その本が読みやすければなお良いし、面白ければ言うことはない。そして高野秀行だったら、もうパーフェクトだ。 体調を崩していて熱が出てる?蜘蛛の唐揚げを食べればいい!こんな発想が浮かんでくるのは世界広しといえども高野秀行くらいではないだろうか。普通の人間なら体調を崩したのであれば薬を飲むし、海外にいるなら帰国することも考えるだろう。しかし「ヤバいけど食べてみよう」じゃなくて「ヤバい‘から'食べてみよう」という考え方の人だ。頭のネジが外れているというか、そもそも作りが違うのかもしれない。だから調理しないと食べられたものではない芋虫や、ほぼ生のカタツムリですら食べてしまったりする。胃腸が弱い?何を言っているんだこの人は…。 もはやヤバい寄生虫ですら胃酸で溶かしてしまっているんじゃないかと思える超人(奇人)高野秀行だが、狂った食生活を海外で送りながらもきっちりとしたグルメリポートは忘れない。どんな奇天烈な見た目でも、うまいものはうまいとしっかり解説してくれる。水牛の骨髄?髄液の胃袋包?そんなもの名前だけ聞いただけでも食欲が落ちてしまいそうだ。でも気づけば腹の虫がグーっと鳴っているのを感じている自分がいる。ラクダの肉?乳?いやー食べ慣れてない上に見慣れない動物肉なんてちょっとなー、なんて思ってたら、もうラクダの肉を食べる方法を検索している自分がいる。なんなんだこの人の文章は…。何冊か読んでみて改めて考えてみると、そこまで文章が上手いわけじゃない。でも、なんというか、読んでいると腹が減るのだ、こんなわけのわからない料理の記述なのに。 辺見庸『もの食う人びと』という本がある。この書籍も世界中の料理を紹介してくれているが、グルメリポートというより各国の背景を料理を通じて叙述する手法をとっているため、社会派ノンフィクションといった趣で楽しめるのだが、『辺境メシ』の場合はわりと本格的な食レポだ。しかも体当たりの。どっちが良いかとかそういう問題ではないのだが、最近なんか疲れてるなーって感じた時は迷わず『辺境メシ』を読んだ方がいい。ただし、食事時は避けよう。念の為に。 今まで何冊か高野さんの本を読んだことのある人からすると、別の本に集録されている記事も多いので「またかよ」と思う場面が多いかもしれない。そこはぐっと堪えて、アホで行動力のある天才タカノのバカをもう一度楽しめるからラッキーくらいに思って欲しい。そして、その記事が集録されている本をもう一度読んでほしい。面白いものは何度読んでも面白いものだ。何度だって、疲れた我々の心を笑いで満たして元気にしてくれる。「読む抗鬱剤」高野秀行の書籍がもっと多くの人に読まれることを、私は切に望む。
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2025/11/16 p9 やむを得ない事情からサル、ゴリラ、ヘビなどの野生動物を片っ端から食べる羽目になった。 〜 コンゴから帰ると好き嫌いは一切消滅していた。シイタケやモツなど、毛がからまったチンパンジーの肉に比べたら鶏のささみのように素敵な食品に思える。 p11 中には...
2025/11/16 p9 やむを得ない事情からサル、ゴリラ、ヘビなどの野生動物を片っ端から食べる羽目になった。 〜 コンゴから帰ると好き嫌いは一切消滅していた。シイタケやモツなど、毛がからまったチンパンジーの肉に比べたら鶏のささみのように素敵な食品に思える。 p11 中には「これ、食べ物じゃないんじゃないか」というものまであるが、「口から摂取するもの」は広く「食べ物」に含めることにしたい。 →定義が広すぎる
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出版社というYouTubeチャンネルにて、ゲストの東出昌大さんが推していたので読んでみました。 クレイジーな著者:高野秀行さんの実体験に基づく珍グルメ紀行本で、世界中の衝撃的な食事が紹介されています。 ちょっと美味しそうで食べてみたくなるものもあれば、あまりにも生々しく、読むの...
出版社というYouTubeチャンネルにて、ゲストの東出昌大さんが推していたので読んでみました。 クレイジーな著者:高野秀行さんの実体験に基づく珍グルメ紀行本で、世界中の衝撃的な食事が紹介されています。 ちょっと美味しそうで食べてみたくなるものもあれば、あまりにも生々しく、読むのがきつくなるものもあり、特に中国の辺境メシは強烈で、豚の血を使った料理や胎盤を食べる話は日本人の食への固定観念からすると、ぶっ壊れてるとしか言いようがないです。 そんな現代の我々日本人には考えられないような食べ物が、今も世界のどこかで当たり前に食べられていることは事実であり、限られた資源の中でより栄養のある食べ物や食べ方を追求しようとした結果、行き着いた食文化であるのだと筆者は綴っていました。 一方で我々はずいぶんと潔癖で美味しい食べ物ばかりを食べているにもかかわらず、あれが嫌いなど贅沢をこぼし、食べ物のありがたみを忘れがちになっています。 だから我々日本人も動物の臓器全てを残さず食べなきゃいけないということではありませんが、せめて普段出された食事を残さないこと、それが我々にできる最低限の敬意なのではないでしょうか。そんな、食べ物のありがたみに気づくノンフィクション。
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