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「死」とは何か 日本縮約版 イェール大学で23年連続の人気講義
定価 ¥2,035
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文響社 |
発売年月日 | 2018/10/05 |
JAN | 9784866510774 |
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「死」とは何か 日本縮約版
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「死」とは何か 日本縮約版
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商品レビュー
3.5
137件のお客様レビュー
驚くほど期待はずれな一冊。というのもこれは日本版で縮小されているからであり、本来読みたい形而上学的な問いはほぼ省かれてしまっており、倫理の側面のみにスポットライトを当てているから。仕方ないことだけど、求めているものではなかった…! この縮尺版で至った答えは、死はなんら特別なこと...
驚くほど期待はずれな一冊。というのもこれは日本版で縮小されているからであり、本来読みたい形而上学的な問いはほぼ省かれてしまっており、倫理の側面のみにスポットライトを当てているから。仕方ないことだけど、求めているものではなかった…! この縮尺版で至った答えは、死はなんら特別なことではなく当たり前であること。それを受け入れる心を養えるかどうかに、本当の豊かさはあるのではないかと考えられるようにはなっている。言葉だけであれば陳腐だが読み進めるにすれその言葉の真意を読み取れたとは到底思えないほど、やはり死は遠い
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誰もが知っているようでいて、突き詰めて考えるとわかっていないような、「死」をテーマに、イェール大学で長年行われているという哲学の講義をまとめた本です。宗教的な考えは一切排除して客観的に善か悪か、外堀を少しずつ埋めていくように一歩一歩これでもかとあらゆる可能性について検討して、結論...
誰もが知っているようでいて、突き詰めて考えるとわかっていないような、「死」をテーマに、イェール大学で長年行われているという哲学の講義をまとめた本です。宗教的な考えは一切排除して客観的に善か悪か、外堀を少しずつ埋めていくように一歩一歩これでもかとあらゆる可能性について検討して、結論へと向かっていく様は、途中なかなか進まないので読むのに苦労した箇所もありましたが、さすがの内容でした。この著作(講義)は大きく二部からなっていながら、日本語版では前半部分をザバッと削ってしまい後半の論理的なところだけを収録するという荒ごとをやってのけています(収録されなかった経緯については最初にページが割かれて説明があり、削られた分の日本語全訳がweb上に無償で公開されています)。身近な家族を看取った経験があるせいか、期待したほど目新しいことはなく、ただ実感として既知のことを明確に文章化してもらった、という感想です。興味があったのはむしろ削られている部分(死後の世界はあるのか、魂はあるのか)についてだったので、あまり時間が経たないうちに、そちらも読んでみようかと思っています。
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死について講義を行なっている大学教授の見解が述べられている。翻訳にあたって大きく縮約されている。 「魂は存在しない、人は人格を持ってはいるが機械にすぎない。機械は壊れたら一巻の終わり。」 死について話題に上ることは多くなく、また、人によっては反感を買いそうな筆者の主張だが読み進...
死について講義を行なっている大学教授の見解が述べられている。翻訳にあたって大きく縮約されている。 「魂は存在しない、人は人格を持ってはいるが機械にすぎない。機械は壊れたら一巻の終わり。」 死について話題に上ることは多くなく、また、人によっては反感を買いそうな筆者の主張だが読み進めると、 死は悪いものでもなく、恐れるものでもない 人生は何もしないには長すぎるが何かをするには短すぎる、人は思ったより早く死が訪れることを恐れている といった主張には。なるほどと思わされた。 哲学の授業を受けたことがないせいか、それとも筆者の性格なのか、話を小難しく、こねくり回しているように感じた。 仮定の話も、境界線のギリギリあたりを突いて、極端な例を挙げているような気すらした。 講義形式なので、字面で読むより講義を聴いた方がその極端な例も気にならず、頭に入ってきやすいだろうと思った。 死を漠然と恐れている人には、自分が何を恐れているのか、その恐れは本当に恐れるに値するのかといったことに向き合うのにいい機会かもしれない。
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