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永遠についての証明
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2018/08/31 |
| JAN | 9784041072196 |
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永遠についての証明
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商品レビュー
3.9
64件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
非凡なる才能を持ち合わせてしまった者にしか分からない孤独。才能は他者を魅了し、嫉妬の対象になり、それだけが一人歩きし、勝手に期待してはやはり勝手に去っていく。残るのはやはり孤独。 それでもまだ学生時代は幸せで、目をかけてくれる先生や特別推薦生という立場をともにする仲間がいて。しかし、天才はその場にいるだけで周りに大きな影響を与えてしまうもので、いつのまにか瞭司1人があの会議室に、あたかも磔になっているかのごとく存在してしまうのです。 天才の閃きは、凡人には理解しがたく、それを認めてもらうには論文という形をもってして表現しなければなりません。 瞭司1人だと、見えているはずのゴールに辿り着くことができず、そこにあるのは「正しさ」ではなくただの夢物語。「正しさ」が圧倒的に重視される数学の世界では、それは命取りでした。 天才の抱える孤独と弱さ、一つの学問に一途にのめり込むことの怖さ、瞭司の最期に対しては悲壮感や憐れみを感じざるを得ません。 しかし、朦朧とする意識の中で瞭司が見た、彼だけにしか辿り着くことのできない世界は、きっとどんな数式でも言語でも表現することができないくらいに美しかったのだろうと思います。 数学の先生はよく「この計算は美しくない」と言いますよね。笑 数学者にとっては美しいか美しくないかはとても重要な問題なんですよね。 瞭司は自らが生み出した新たな理論を後世に残して、美しい世界へ旅立ったのだと思います。 彼は居なくなっても、理論は残り、人々を魅了し続けていくのだろうなと、ラストの展開から想像しました。
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天才にしかわからない苦悩や孤独がある でも天才にも凡人たちと一緒なのは孤独は辛く仲間がいることで生きる意味を感じられることだ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
暸司がいなくなっても同時代や次世代に引き継がれていくものがあって良かった。きっと瞭司の名は永遠に残り続ける。 でも一方で、生身の瞭司の孤独や寂しさ、喜びすら、もう誰も分かち合うことはできず、詫びも共感も、もはや誰の何も届かないことが本当につらい。どんなに理論の正しさが証明されて、後の世に名が残り続け賞賛されても、アルコールに頼り続けたその時の瞭司に手を伸ばすことは、今からはどうやっても間に合わない。 瞭司は話の通じる仲間とずっと一緒に数学をしたかっただけなんだよね。願望としては幼いかもしれないけど、シンプルで純粋とも言える。もちろん実際はそこまで幼くないから、駄々をこねて引き止めるようなことはしなかったけど、ずっと寂しかったんだろうなあ。でも周りの人も嫉妬や対抗心はあったとは言え、自分の人生があるし、それぞれの事情も気持ちも分かるだけに余計につらい…年齢や功績による環境やステージの変化に対して、瞭司だけが自分で次を選んで進むことができなかったゆえの悲劇だったと思う。 そんな孤独の中でも結局はクマに託したいと願った瞭司の直向きさがつらい。
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