商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/08/31 |
JAN | 9784041072196 |
- 書籍
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永遠についての証明
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永遠についての証明
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商品レビュー
3.9
41件のお客様レビュー
高校以来、数学とは無縁の生活をしてきた。数学の証明、と言われても中学の頃の三角形の合同くらいしか覚えてもいないから、作品に登場するコラッツ予想だとか フラクタルの基本公式、超弦理論…とか想像すらできないレベルで、イメージもしづらかった。だけど、才能に恵まれた天才ゆえの苦しみや孤独...
高校以来、数学とは無縁の生活をしてきた。数学の証明、と言われても中学の頃の三角形の合同くらいしか覚えてもいないから、作品に登場するコラッツ予想だとか フラクタルの基本公式、超弦理論…とか想像すらできないレベルで、イメージもしづらかった。だけど、才能に恵まれた天才ゆえの苦しみや孤独の悲しみがすごく伝わってきて辛い気持ちになったりした。
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『文身』に衝撃を受け、こちらも手に取りました 岩井圭也さんのデビュー作だそうです 数学者の話ですが、数学はすっかり忘れ、、、いや覚えていたとしてもちんぷんかんぷんだったと思いますが。そんな私でも問題なく読めました!ボリュームも程よいです 天才的な数学の才能を持つ三ツ谷瞭司 天才っぽい思考がなかなか面白い なんでみんなが驚くかわからない 普通のことを言ってるのに怒るのがわからない そういう感覚は面白いです でも天才が故に抱えてしまう孤独 どんどんみんなが離れていき、孤独に追い詰められていく瞭司の姿がとても痛々しく、辛かったです それは自分しか見えない景色があって、他人には理解できないからかもしれません 学者だから、同じものを目指す者だからこそ 嫉妬や羨望が生まれるのかもしれないですが 共感や寄り添いが必要な私には生きるのは辛い世界だなと思いました。 出てくる単語は全然わからない!! わからないのに読み進められる不思議を体験しました。笑 数学の没入感を少し体験できた気がします 全然知らない世界を知ることができました(^^) もう少し岩井さんの世界を楽しみたいと思います♪
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数学に疎すぎて、この小説の良さが半分もわかっていないと自覚しながら読んだ。 天才数学者の瞭司の数学への愛情。それが深すぎるが故の苦悩が、後半は特に辛かった。 数学という学問を通して、美しさと苦しさ…相反するものを見せられたような気分。
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