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渇きと偽り ハヤカワ文庫HM
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渇きと偽り ハヤカワ文庫HM

ジェイン・ハーパー(著者), 青木創(訳者)

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渇きと偽り ハヤカワ文庫HM

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/07/20
JAN 9784151835513

渇きと偽り

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商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2023/01/26

欧米の小説は、どうもとっかかりのところが苦手。 背景描写が多すぎて、入り込むのに時間を要する。 この作品もそうだったが、入り込むと、そこからは二転三転する展開に興奮し、一気に読み進めた。 読後には満足感が残り、次作もすぐに手に取った。 最初の読みづらさが災いして、個人的には3.5...

欧米の小説は、どうもとっかかりのところが苦手。 背景描写が多すぎて、入り込むのに時間を要する。 この作品もそうだったが、入り込むと、そこからは二転三転する展開に興奮し、一気に読み進めた。 読後には満足感が残り、次作もすぐに手に取った。 最初の読みづらさが災いして、個人的には3.5くらいの評価。

Posted by ブクログ

2022/12/24

オーストラリアが舞台。描写で印象に残るのは、地平線が見える広い農場、隣の農家ははるか遠く、そして小さな中心部の街では噂がたちどころに広まるという、この土地の広さと人間関係の閉塞感だ。そして原題の「THE DRY」、街は2年続きの旱魃で疲弊している。 そこに起きた、ある農場主ルー...

オーストラリアが舞台。描写で印象に残るのは、地平線が見える広い農場、隣の農家ははるか遠く、そして小さな中心部の街では噂がたちどころに広まるという、この土地の広さと人間関係の閉塞感だ。そして原題の「THE DRY」、街は2年続きの旱魃で疲弊している。 そこに起きた、ある農場主ルークの死。妻子を家で殺した後自身は自殺か?と思われた。20年前街を出たルークの旧友フォークは、ルークの父から息子の死の真相を突き止めてくれ、と頼まれる。 この今の事件と、フォークが街を出ることになった20年前の事件が交互に語られ、並行的に真相が明かされてゆく。20年前の事件の真相がずっと明かされなかったことで、当事者も街もその闇に絡められてしまっていたのか? という気がした。 メルボルンから500km離れた架空の街キエワラが舞台。主人公フォークは高校途中までこの街に暮らしたが、旧友ルークが妻と子供を殺し自殺したらしい、との連絡を受け葬儀に戻る。フォークとルークとエリーの農場は続いていて幼いころはよく遊んだ。だが高校生になりエリーが川で溺死しているのが見つかり、エリーの残したメモにフォークという名があったことから、フォーク一家は街にいられなくなり街の出たのだった。 エリーが水死体で見つかった街を流れるキエワラ川は昔は水量豊かな川だったが、今は川床が見える。 フォークの家は母がフォークの出生時に死亡し父子二人暮らし。エリーの父は飲んだくれで母は家出。フォークの家だけは父母とも健在。典型的な家族構成を登場させている。 2016発表 2017.4.15発行(ハヤカワポヶットミステリブック1918) 図書館 ポケミス版はもう絶版? 表紙は電子版と同じ。

Posted by ブクログ

2022/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地味に公開されてひっそり終映になった感のある映画ですが、とても気に入ったので原作を購入。良い感じに歳を取っているエリック・バナに見惚れ、そのイメージで原作も読む。 自殺を装って銃殺してバレないものなのかというのは映画版を観たときにも引っかかったことですが、それが瑣末なことに思えるぐらい面白かった。ただ、映画版を観ていなければ、読むのにもっと時間がかかったことでしょう。この分厚さならやはり先に映画版を観たい。 あっと驚く真相。こんな職業の人が犯人であるはずがないと頭のどこかで思っているのかもしれません。余韻大。 映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/593c229b9d9469e00f28d17a206f24f4

Posted by ブクログ

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