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ガラパゴス(下) 小学館文庫
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ガラパゴス(下) 小学館文庫

相場英雄(著者)

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ガラパゴス(下) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/07/06
JAN 9784094065336

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商品レビュー

4.1

41件のお客様レビュー

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2025/12/06

派遣労働者とリコールの闇。 命の重さ、人の価値を田川警部補がピースを嵌め込んでいくごとに考えさせられる。 現代版蟹工船とあったが、そもそも蟹工船を知らない私。 今回も田川さんの人柄に引き込まれたし、田川さんは好きだけど警察嫌いになりそう…そんな作品でした。

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2024/10/29

上巻からの続きだが、1冊にまとめられても良いのではないかと感じた。 田川刑事が事件を追い込んでいく。鳥居と森が隠そうとする。「新城 も 780816」というメモの存在は何を意味するのか、と考えるとより楽しめる一冊だ。 仲野を殺害した犯人の動機を考えると、最近の闇バイト事件を想起...

上巻からの続きだが、1冊にまとめられても良いのではないかと感じた。 田川刑事が事件を追い込んでいく。鳥居と森が隠そうとする。「新城 も 780816」というメモの存在は何を意味するのか、と考えるとより楽しめる一冊だ。 仲野を殺害した犯人の動機を考えると、最近の闇バイト事件を想起させられた。 そして真実が見えてきたとき、なんともやるせなさを感じた。そして真の犯人は・・・トカゲの尻尾切り。 派遣労働者から正社員となった清村、長内の結末、そして森の秘書の高見沢の企みはどうなっていくのかも面白い。 三重県シャープ液晶の亀山工場、岐阜県ソニー美濃加茂市工場、ハイブリッドカーのトヨタ、政治と金の社会問題を模していて身近な問題に感じさせられる。ガラパゴスとは、国際競走で取り残され、島国日本で独自の進化をした事を表しているようだ。そして、その行く末えの描写が、まるで相場さん自身が告発しているかのように感じた。田川が森のところに乗り込んだ最後の場面が特にそれを象徴しているように感じた。 一人あたりの所得が低い宮古島出身の被害者仲野もガラパゴスの象徴のように思える。経済ジャーナリスト出身の相場英雄さんらしい構成が興味深い作品だった。

Posted by ブクログ

2024/10/28

前半は「日本の産業構造の黒い真実に迫る」みたいなノリだったのに…ふたを開けてみれば弱者を踏みにじって覇権を狙う大会社の経営者達のわかりやすい悪だくみに、実直な末端労働者が犠牲になったという、なんとも矮小化された顛末だった。しかも悪役たちの「俺たち悪者だぜ」ってような稚拙な人物描写...

前半は「日本の産業構造の黒い真実に迫る」みたいなノリだったのに…ふたを開けてみれば弱者を踏みにじって覇権を狙う大会社の経営者達のわかりやすい悪だくみに、実直な末端労働者が犠牲になったという、なんとも矮小化された顛末だった。しかも悪役たちの「俺たち悪者だぜ」ってような稚拙な人物描写もこの作品を安っぽいエンタメ小説に貶めてしまってる。 あとしょうもないことですが、自動車産業が描かれる作品からか、事件当事者以外のメーカー名・車名も当初架空のものでそろえられていたのに、終盤になって「セドリック」「スバル・レガシィ」という実在の車名が登場したのはなぜでしょうか。 それだったら前半から(事件に関するもの以外は)実在の名前を使ってた方がリアリティを演出できたのに… なんかモヤっとした。 まあ自分の正義を貫く手練れの刑事が黒幕たちを追い詰めていく勧善懲悪ストーリーは読んでて気持ちいいし、キーマンの一人である悪徳刑事のキャラづくりなんかもいいスパイスになってる。それなりに見どころはあります。

Posted by ブクログ

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