1,800円以上の注文で送料無料
翻訳地獄へようこそ
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1217-05-00

翻訳地獄へようこそ

宮脇孝雄(著者)

追加する に追加する

翻訳地獄へようこそ

定価 ¥1,760

825 定価より935円(53%)おトク

獲得ポイント7P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:4/4(土)~4/9(木)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/4(土)~4/9(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アルク
発売年月日 2018/06/22
JAN 9784757430747

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/4(土)~4/9(木)

翻訳地獄へようこそ

¥825

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/02/15

 翻訳家の著者による、語学雑誌に連載した「英語翻訳ミヤワキ研究室」という記事をまとめたもの。単語や文法が分かった(つもりだった)としても誤訳してしまうという箇所について、誤訳例と原文を見比べつつ、場面を踏まえてどういう日本語にしていくかという話を、文化的な話も混ぜながら軽快な感じ...

 翻訳家の著者による、語学雑誌に連載した「英語翻訳ミヤワキ研究室」という記事をまとめたもの。単語や文法が分かった(つもりだった)としても誤訳してしまうという箇所について、誤訳例と原文を見比べつつ、場面を踏まえてどういう日本語にしていくかという話を、文化的な話も混ぜながら軽快な感じで語られたエッセイ風のもの。  やっぱり英語の教員なので、英語が出されたら正しく解釈しなきゃ、って思うし、ここの日本語は変だ、と言われたらどこだろうと思って読むので、チャレンジングではあった。けど、結論として、そもそも「この訳文はおかしい」と思えるだけの鋭さがおれにはないな、ということに改めて気付かされる。あと上でも書いたけど、単語も文法も分かっているつもりなのに読めないしよく分からない、という英文を見せられて、じっくり考えるきっかけになった。大学の時に文学の授業で、本当に英語が分からなくて、全然おれ英語できないよなって悩んだのは思い出した。今なら焦りというより冷静に受け止められるんだけど。例えば、この本の最後に出てくる例で、「19世紀ビクトリア時代の歴史ミステリ」(p.198)としてIt was not the best position on the bus, but it was preferable to the knifeboard upstairs. Common courtesy threatened to deprive him of his seat before long; there was sure to be some shopgirl late for work waving the driver down in Kew or Turnham Green. But he had privately resolved to see the small boy sitting on his mother's lap first.(pp.198-9)というのが紹介されていて、おれが分からないのはknifeboardだけで、「背合わせの屋根席」だと調べて分かったとして(イマイチ「屋根席」って何?って感じで、今画像検索して分かった)、あと訳せと言われても最後の文とか、恥ずかしいけどトンチンカンな訳をして、この本で答え合わせをして、そうだったのか、って感じになる。問題はおれはseeの意味を取り違えたことが原因だったけれど、こういうのがちょっとあるだけで読めなくなるんだよな、と思った。  あと個々の英語のことは色々あるけど、もっと一般的なこととして役に立ったところは「直喩は原文の順序(事実→比喩)を守って訳すこと。比喩のほうから先に訳すと、目の前にその人物がいる現場感、空気感がなくなり、前の晩に握っておいた寿司を出されたような『作り置き感』が目立つようになる」(p.162)とか、受験英語の世界では聞いたことないけど、訳文の「答え」はともかく、解説の時とかにこういう風に日本語言った方が生徒にも分かりやすいし想像しやすいんだろうな、とか思った。あとは「描出話法」の説明で、「間接話法において二つ以上の文を伝達するとき、伝達動詞は省くことができる」(p.193)という説明が書かれている文法書があるらしく、そういう説明もあるのか、と思った。最後に全く関係のない話で、著者は「電車で移動するとき、手もとに本がないと、不安に駆られる。車中で必ず読書をするとは限らないが、それでもなお、あっ本がない、と気がついたときには必ず心細くなる。軽い神経症の一種だろう。」(p.177)っておれと一緒だなと思った。ちなみにこの文章、英訳しなさいって一昔前の大学入試問題だったらありそうだな、とか思った。基本的には各章でミステリー小説や短編集とか1つ以上紹介されているので、短編集とかこれを参考に選んでみるといいかな、と思った。(26/02/15)

Posted by ブクログ

2025/11/17

読みにくい翻訳の本はあるけど、なんとなく把握できるので、あまり気にしてこなかった。 翻訳の趣味を始めて、この本を手に取り、面白かった。 誤訳の指摘も痛快。 全く逆の意味になってるものとか、原文のニュアンスを台無しにしているものとか。 その人の知識と力量が出てしまいますね。

Posted by ブクログ

2025/01/26

本の紹介を交えながら翻訳のことを書いているエッセイ集。 「翻訳本は読みにくい」と思ったことが過去にある。誤訳だったり訳す順番だったりを工夫すると随分と読みやすくなるんだなと感心した。 「ミステリーを訳すなら原文で最低でも何十冊、できれば百冊読んでる必要がある」といった趣旨のことが...

本の紹介を交えながら翻訳のことを書いているエッセイ集。 「翻訳本は読みにくい」と思ったことが過去にある。誤訳だったり訳す順番だったりを工夫すると随分と読みやすくなるんだなと感心した。 「ミステリーを訳すなら原文で最低でも何十冊、できれば百冊読んでる必要がある」といった趣旨のことが書いてあり翻訳ってスタートに立つまでも大変なんだなと思った。 あとはイギリスに関する話が面白かった。イギリスではセーターのことをジャンパーという、とか。 この著者が訳した本読んでみたい。

Posted by ブクログ