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天子蒙塵(第三巻)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/06/21 |
JAN | 9784065118153 |
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天子蒙塵(第三巻)
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
川島芳子や吉田茂、ムッソリーニにココ・シャネルなど・・・有名人がちょくちょく絡んできたのが興味深かった。 新たな展開として、日本を飛び出して満州へやってきた二人の少年や駆け落ちカップルの物語も始まり、ここに来てまた面白くなってきた。
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- ネタバレ
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漢卿が問う。 流民の子に生まれ、馬賊の頭目から身を起こした張作霖が、どうして東北王の王座に就かず漢土をめざしたのか、中原の王者となって北京政権を掌握したあの時に、どうして紫禁城の王座につかなかったのか 王道論が面白い。 そう、張作霖は知っていた、自分は「覇者」であって、天命を受けた「王者」ではないことを。そして、漢卿も気付いていた、二世代では「王道」に程遠いことを。 だから、ゆえに、張作霖は、王座に近付くにつれて、幸せそうでなくなったのかもしれない、漢卿も、心も体も阿片に任せざるを得なかったのかもしれない。そして、逃げ出さざるを得なかった。 本来あるべき「王道」は、どの巻が忘れたけど、皇帝の名前の一文字目の世代、九代めの「奕」から「載」→「溥」にしたがって、力が弱まっていくとの説はその通りかもしれない。1つの民族の栄枯盛衰、あるいは寿命なのかもしない。明朝も江戸幕府もそのくらいだったし。 戦争は進化する。白色人種の覇者たる米国と、有色人種の代表たる日本が決戦をし、—— これは、あきらかに後付けだよね。当時、そこまで考えていたとは思えないけど。どうでしょう。
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この本を読んでいて、敗戦を経てもなお、日本人はこの頃から全く変わっていないのだなと思った。ここに描かれる一部の日本人の姿が、今の日本の、特に政治家(安倍・菅政権の閣僚)や官僚と全く同じ印象なのだ。 また更に、最近話題になった大阪大学の研究結果ー日本人は世界の中でもとりわけ意地の悪...
この本を読んでいて、敗戦を経てもなお、日本人はこの頃から全く変わっていないのだなと思った。ここに描かれる一部の日本人の姿が、今の日本の、特に政治家(安倍・菅政権の閣僚)や官僚と全く同じ印象なのだ。 また更に、最近話題になった大阪大学の研究結果ー日本人は世界の中でもとりわけ意地の悪い民族であり、それが社会経済活動を阻害する要因考となっているーが思い浮かんだ。 特に206~207ページの日本人考が心に残った。信念も良識もない天邪鬼で卑怯な恥知らずが大風呂敷を広げてこうだと言い切る大言壮語を信じてしまい、彼らの誘導するままに流されてしまう…とても腑に落ちてしまった。 私ももっと現実を見て、私なりに状況を見極めて、冷静に考えないとなと思った。
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