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天子蒙塵(第三巻) の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2025/11/23

読み進むのに時間がかかってしまった。 登場人物が多く、物語の視点が変わる。 満洲国をめぐる中国側の思いと日本側の思惑。 私は日本人ではあるが、この時代の日本軍は…うーん、と思うことが多いな。

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2024/01/09

川島芳子や吉田茂、ムッソリーニにココ・シャネルなど・・・有名人がちょくちょく絡んできたのが興味深かった。 新たな展開として、日本を飛び出して満州へやってきた二人の少年や駆け落ちカップルの物語も始まり、ここに来てまた面白くなってきた。

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2022/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漢卿が問う。 流民の子に生まれ、馬賊の頭目から身を起こした張作霖が、どうして東北王の王座に就かず漢土をめざしたのか、中原の王者となって北京政権を掌握したあの時に、どうして紫禁城の王座につかなかったのか 王道論が面白い。 そう、張作霖は知っていた、自分は「覇者」であって、天命を受けた「王者」ではないことを。そして、漢卿も気付いていた、二世代では「王道」に程遠いことを。 だから、ゆえに、張作霖は、王座に近付くにつれて、幸せそうでなくなったのかもしれない、漢卿も、心も体も阿片に任せざるを得なかったのかもしれない。そして、逃げ出さざるを得なかった。 本来あるべき「王道」は、どの巻が忘れたけど、皇帝の名前の一文字目の世代、九代めの「奕」から「載」→「溥」にしたがって、力が弱まっていくとの説はその通りかもしれない。1つの民族の栄枯盛衰、あるいは寿命なのかもしない。明朝も江戸幕府もそのくらいだったし。 戦争は進化する。白色人種の覇者たる米国と、有色人種の代表たる日本が決戦をし、—— これは、あきらかに後付けだよね。当時、そこまで考えていたとは思えないけど。どうでしょう。

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2021/06/23

この本を読んでいて、敗戦を経てもなお、日本人はこの頃から全く変わっていないのだなと思った。ここに描かれる一部の日本人の姿が、今の日本の、特に政治家(安倍・菅政権の閣僚)や官僚と全く同じ印象なのだ。 また更に、最近話題になった大阪大学の研究結果ー日本人は世界の中でもとりわけ意地の悪...

この本を読んでいて、敗戦を経てもなお、日本人はこの頃から全く変わっていないのだなと思った。ここに描かれる一部の日本人の姿が、今の日本の、特に政治家(安倍・菅政権の閣僚)や官僚と全く同じ印象なのだ。 また更に、最近話題になった大阪大学の研究結果ー日本人は世界の中でもとりわけ意地の悪い民族であり、それが社会経済活動を阻害する要因考となっているーが思い浮かんだ。 特に206~207ページの日本人考が心に残った。信念も良識もない天邪鬼で卑怯な恥知らずが大風呂敷を広げてこうだと言い切る大言壮語を信じてしまい、彼らの誘導するままに流されてしまう…とても腑に落ちてしまった。 私ももっと現実を見て、私なりに状況を見極めて、冷静に考えないとなと思った。

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2020/08/19

白虎張張作霖の長子、張学良の出番が多めの3巻。。溥儀との対比が面白い。溥儀のほうはダメっぷりを描いて行く事ですでに知っている終局に向けて心の準備ができる。阿片でどれぐらいの人材がダメになったのかと、つい想像してしまう。他にも孫文の後継者、蒋介石や、毛沢東の名前がではじめる。イタリ...

白虎張張作霖の長子、張学良の出番が多めの3巻。。溥儀との対比が面白い。溥儀のほうはダメっぷりを描いて行く事ですでに知っている終局に向けて心の準備ができる。阿片でどれぐらいの人材がダメになったのかと、つい想像してしまう。他にも孫文の後継者、蒋介石や、毛沢東の名前がではじめる。イタリアでのエッダ・ムッソリーニやココ・シャネルとの絡みが面白い。とはいえ、イタリアで何をしていたのかは不明らしいというのが、著者のエッセイかなにかで読んだような記憶が(JALのフリーマガジン?)2001年にハワイで亡くなられた時に、いろいろとメディアで取り上げられていたので記憶に新しい。

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2019/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル通り、廃帝・溥儀と、亡命者・張学良という二人の漂泊する貴人が主役を務める第3巻。溥儀編は重苦しいものの、張学良編はようやく雌伏を終えようとしており、盛り上がってきたところ。

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2019/10/30

希望の地を目指し海を渡った少年二人。新天地から始まる果てしなき道へ、運命に導かれ、それぞれの楽土を目指す。 一方新たに満洲の怪人・甘粕正彦、男装の麗人・川島芳子、欧州に吉田茂が登場。 昭和史最大の事件「日中戦争」前夜、大陸に野望を抱き、夢を摑もうとする者たちが動き出す。 大き...

希望の地を目指し海を渡った少年二人。新天地から始まる果てしなき道へ、運命に導かれ、それぞれの楽土を目指す。 一方新たに満洲の怪人・甘粕正彦、男装の麗人・川島芳子、欧州に吉田茂が登場。 昭和史最大の事件「日中戦争」前夜、大陸に野望を抱き、夢を摑もうとする者たちが動き出す。 大きな事件は起こらないものの、登場人物が入り乱れて全体感が掴みにくくなってきた。

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2019/06/12

溥儀や張学良が主要となり、個人的には面白味の少ない巻となった。状況説明、心理描写が多くなり、実際は時代の流れとなる。展開としての事件もない。背景の描き方には感心するが、違和感もある。ふと吉川英治の作品と比較したりしていた。 ともあれ、大河シリーズとしては仕方ないんだろうなぁ~登場...

溥儀や張学良が主要となり、個人的には面白味の少ない巻となった。状況説明、心理描写が多くなり、実際は時代の流れとなる。展開としての事件もない。背景の描き方には感心するが、違和感もある。ふと吉川英治の作品と比較したりしていた。 ともあれ、大河シリーズとしては仕方ないんだろうなぁ~登場人物は多いが、感情移入する魅力的存在はない。もう皆、老齢か死んでるものなぁ(-_-;)・・4巻に期待~

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2019/05/26

ココシャネルなんて出てくると、歴史のお話が一気にちょっと前のお話になる。 今回は張学良メイン。 彼なんと2001年まで存命、しかも100歳で亡くなったそうで、本当にそんな昔の話ではなくなってきた。 いよいよ役者が揃う4巻が楽しみです。 2019.5.25 82

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2019/03/23

張学良、溥儀、そして日本人たちが章ごとに主人公として登場し、複合的に各角度から満州國建設、そして帝政までの歴史が示される。石原莞爾、甘粕正彦、断層の麗人・川島芳子たちの跋扈する世界がいよいよ佳境に入っていく。

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