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果しなき流れの果に 新装版 ハルキ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2018/06/13 |
| JAN | 9784758441780 |

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果しなき流れの果に 新装版
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商品レビュー
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小松左京「果しなき流れの果に」。 永遠に砂が流れ続ける砂時計。過去から未来まで10億年のスケールに及ぶ争いの系譜。 時間とは何か。宇宙とは何か。地球とは何か。意識とは何か。生命とは何か。進化とは何か。人間とは何か。自由とは何か。社会とは何か。階級とは何か。歴史とは何か、それは変...
小松左京「果しなき流れの果に」。 永遠に砂が流れ続ける砂時計。過去から未来まで10億年のスケールに及ぶ争いの系譜。 時間とは何か。宇宙とは何か。地球とは何か。意識とは何か。生命とは何か。進化とは何か。人間とは何か。自由とは何か。社会とは何か。階級とは何か。歴史とは何か、それは変えられるのか、変えて良いのか。愛とは何か。それは不変なのか。私たちはどこから来て、どこへ行くのか。 これらのテーマを根底に置きながら、複雑なストーリー展開と難解な科学用語、深遠な哲学思想が渾然一体となって押し寄せてくる。とてもこれが60年前に書かれたと思えないくらい、今読んでも非常に新鮮かつリアルに感じられる。特に、第10章は圧巻の一言。 中間の「エピローグ(その2)」、終章に置かれた「エピローグ(その1)」の意味も最後に明らかになる。突如失踪した恋人を50年待ち続けた佐世子のもとに現れた人物とは。 変えたい過去、消してしまいたい過去はあれど、それでも時は刻まれ、人生は続いていく。別れも出会いもあるから素晴らしい。そう思わずにいられないラストが深い余韻を残す。
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小松左京(1931~2011年)氏は、大阪市生まれ、京大文学部イタリア文学科を卒業後、漫画や漫才台本の執筆を経て1962年に作家デビュー。1964年『復活の日』、1966年『果しなき流れの果に』などを発表し、壮大なスケールと科学的想像力で注目を集めた。1973年『日本沈没』は40...
小松左京(1931~2011年)氏は、大阪市生まれ、京大文学部イタリア文学科を卒業後、漫画や漫才台本の執筆を経て1962年に作家デビュー。1964年『復活の日』、1966年『果しなき流れの果に』などを発表し、壮大なスケールと科学的想像力で注目を集めた。1973年『日本沈没』は400万部を超える大ベストセラーとなり、日本社会にSFを広く浸透させた。哲学的思索と科学的視点を融合させ、文明の功罪や人類の進化と未来を描く作風で、SF作家を超えた存在感を示した。星雲賞、日本SF大賞など受賞多数。 私は、特別SFファンというわけではなく、これまでに読んだのは、小松氏の『日本沈没』(第二部含む)、『復活の日』のほか、『2001年宇宙の旅』、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、『1984年』、『星を継ぐもの』、『渚にて』、『火星年代記』等の超有名作に限られているが、本作品については、日本SFの国際的評価を高めた作品ともいわれるとのことで、読んでみた。 読了してまず思ったのは、自分の死が今よりも身近に感じるようになったときに再度読んだら、どう感じるだろうかということであった。私は既に還暦世代で、これまで、宇宙について、時間について、生と死について、それなりの数の本を読んできたが(一般書レベルだが)、究極的に考えることは、「我々はどこから来てどこへ行くのか」ということであり、自分に立ち返れば、自分が「この」世からいなくなるということはどういうことなのか、ということである。 それにしても、10億年の時間と壮大な宇宙を舞台に繰り広げられる物語は、圧倒的なスケールと科学的想像力である。書かれたのが60年も前の1966年だというのが信じられない。東海道新幹線の開通が1964年、先日閉会した大阪・関西万博に関連して、しばしばTVで当時の映像が流れた大阪万博が1970年。タイムトラベルをテーマにしたハインラインの『夏への扉』が書かれたのは1957年。小松氏の先見性と力量が想像できる。(もちろん、ハインラインとは作風が異なるのであって、事実、『夏への扉』は今なおオールタイムベストSF作品の常連である) 尚、一点だけ気になる点を挙げておくと、様々な人物が、突如として変わる様々な場面(時代・場所)に登場するため、途中で混乱しかねないということである。主要人物をメモしながら読むのも一手かもしれない。(SF小説を読みなれている人には、さほど問題にならないのかもしれないが) (2025年11月了)
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「SFマガジン」1965年2月号~11月号連載。小松左京、34歳の時の作品。 勢いで一気に最後まで読ませてしまう。プロローグはティラノサウルスや剣竜が闊歩する中生代白亜紀。主人公はほかの時間や空間に入り込み、紆余曲折を経て、エピローグは2018年のスイスと日本。 書下ろしと違って...
「SFマガジン」1965年2月号~11月号連載。小松左京、34歳の時の作品。 勢いで一気に最後まで読ませてしまう。プロローグはティラノサウルスや剣竜が闊歩する中生代白亜紀。主人公はほかの時間や空間に入り込み、紆余曲折を経て、エピローグは2018年のスイスと日本。 書下ろしと違って、連載には連載ならではのおもしろさがある。執筆はongoing。次回がどうなるか、読者の期待もふくらむ。とりわけこの作品の場合、回を重ねるにつれて、おもしろさは増すのだが、収拾がつかなくなっているのもわかる。どういうふうに終わらせるのか、はらはらどきどき。 小松本人が「あとがき」に書いているように、最終回は、締め切りの前日に、ラストの70枚が書けていなかった。SF大会の前夜でお酒が入り、その勢いで書き始め、朦朧としながらホテルで書き上げたという。力業でねじ伏せる、そこが小松左京らしい。
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