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暗幕のゲルニカ 新潮文庫

原田マハ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/07/01
JAN 9784101259628

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暗幕のゲルニカ

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商品レビュー

4.2

555件のお客様レビュー

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2024/05/07

スペインにゲルニカを観に行くにあたって読んだ。ゲルニカを舞台装置とした小説という形を取ることで、ピカソやゲルニカの想いを、読者に直感的にありありと伝えることに成功している。これを読んだ上で実物を観に行けて良かった。ドラ・マールの視点で描かれている部分も多いため、ゲルニカ制作過程の...

スペインにゲルニカを観に行くにあたって読んだ。ゲルニカを舞台装置とした小説という形を取ることで、ピカソやゲルニカの想いを、読者に直感的にありありと伝えることに成功している。これを読んだ上で実物を観に行けて良かった。ドラ・マールの視点で描かれている部分も多いため、ゲルニカ制作過程の写真をゲルニカと併せて見れたのも非常に感慨深かった。 小説自体としては、ストーリー展開など、著者の他作品と似た部分を多少感じてしまうが、ピカソらの想いや絵画の価値を広く読者に伝えるという点で、この作品は成功を収めていると思う。

Posted by ブクログ

2024/05/06

お恥ずかしながら原田マハさんの作品を読んだことがなく“美術小説”という前情報のみで読み始めました。 主人公は、現代を生きピカソ研究に命を捧げたMOMAのキュレーター八神瑤子と、過去を生きるピカソの恋人で写真家のゾラ。時代や性格の異なる2人をピカソが、そして彼の作品“ゲルニカ”が...

お恥ずかしながら原田マハさんの作品を読んだことがなく“美術小説”という前情報のみで読み始めました。 主人公は、現代を生きピカソ研究に命を捧げたMOMAのキュレーター八神瑤子と、過去を生きるピカソの恋人で写真家のゾラ。時代や性格の異なる2人をピカソが、そして彼の作品“ゲルニカ”が繋ぐ。 美しく熱い、手に汗握るアートサスペンスです。 小難しい美術史がメインの作品かと思い何の気なしに読み始めた小説ですが、あっという間に物語に引き摺り込まれページを捲る手が止まらなくなりました。 瑤子のシーンでは彼女の悲しみに共に涙し、期待や恐怖に震え、はたまた喜びに胸を震わせ、またゾラのシーンではピカソの愛したパリの行末を共に案じ、夢中でページを繰りました。こんなにも感情が揺さぶられる作品だったとは… ピカソに関しての知見も得られる、学びと感動の一冊です。

Posted by ブクログ

2024/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事実を元にフィクションを創り上げるのが本当に上手い。楽園のカンヴァスに比べると恐らく事実に近いためか、カタルシスは弱め。

Posted by ブクログ

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