さよならクリームソーダ 文春文庫
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さよならクリームソーダ 文春文庫

額賀澪(著者)

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さよならクリームソーダ 文春文庫

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/06/08
JAN 9784167910891

さよならクリームソーダ

¥440

商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/11/29

中学生の時から額賀さんが好きで、この作品も読んでいたが、当時は他の作品に比べて分かりにくかった、としか思わなかったので5年越しに再読 中学生で読んだ時は、キスの一つで何を焦ってんねんこいつは、とか思ってたけど、今読むと、家族だと認めようとした人から「家族ではありえない行動」をと...

中学生の時から額賀さんが好きで、この作品も読んでいたが、当時は他の作品に比べて分かりにくかった、としか思わなかったので5年越しに再読 中学生で読んだ時は、キスの一つで何を焦ってんねんこいつは、とか思ってたけど、今読むと、家族だと認めようとした人から「家族ではありえない行動」をとられ、その結果自分に生まれた「家族に対してはありえない感情」が気持ち悪くなったと言うことなんだろうな。ちゃんとそういった描写もあるし、ただ過去の私が行間を読めていないだけだった 「家族なんていらない」と思うのも、誰かに「生きていてほしい」と思うのも、結局は当人だけの感情で、それがいとも簡単に他人に伝染して皆で分かりあうなんて楽観的すぎる けど、たまにその思いが通ずることがあるから人間はやめられないんだよね、みたいなメッセージを私は受け取った。 やっぱり額賀さんの書く青春が好きだ

Posted by ブクログ

2024/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて額賀澪の作品を読んだ。 爽やかなタイトルとは裏腹に、物語のテーマは結構重ためだったが、それでも描かれている世界観は、とても綺麗で眩しかった。 読了後、少し陰鬱な気分なのに、優しい気持ちになる不思議な感覚。 あっという間に読み終えてしまいましたが、早く読みたいという気持ちとは裏腹に心にズンとなる感覚が引き止めてくるから苦しかった。 柚木若菜のように、全てを見透かしているようで、当の本人は全く掴みどころがない人は実際には少し苦手だけれど、惹かれる部分もあり、ずるいと思う。 非常に面白かったです。次も額賀澪の作品を早速読みたいと思います。

Posted by ブクログ

2024/07/07

美大に通う主人公とその周りの人の話。 家族になってもならなくてもいいよね、と関係がそんなにうまく行ってないことに前向きに思わせてくれたし美大生がこれからどんな人生を歩んでいくのか気になった。

Posted by ブクログ