さよならクリームソーダ 文春文庫
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さよならクリームソーダ 文春文庫

額賀澪(著者)

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さよならクリームソーダ 文春文庫

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/06/08
JAN 9784167910891

さよならクリームソーダ

¥924

商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2025/08/02

きらきらと舞い上がっていく気泡に、置いていかれる。この世界を満たす青が、滲んだ感情を身体中に流し込む。僕を息苦しくさせて、冷たく深く痛めつける。さよならも、言えなかったんだ。白い夢からもう目覚める時間だな。絵筆に触れた気泡がそっと、弾ける。

Posted by ブクログ

2025/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱり額賀さんの青春小説好きだな~。 刺さる言葉がたくさんあるし、登場人物たちの関 係性とか心の動きに自分自身を重ねて色んな感情 になりながら読むことができる。 私は大学生になって、すっかり青春とは無縁の生活を送っていたから、自分のやるべきことに向き合いながらも、ある時には悩んで葛藤して、ある時には訳の分からない行事に全力で取り組んで…。そんな大学生活を送っている友親たちが羨ましかった。 解説で川崎さんが紹介していた本も読んでみよう と思う。

Posted by ブクログ

2024/11/29

中学生の時から額賀さんが好きで、この作品も読んでいたが、当時は他の作品に比べて分かりにくかった、としか思わなかったので5年越しに再読 中学生で読んだ時は、キスの一つで何を焦ってんねんこいつは、とか思ってたけど、今読むと、家族だと認めようとした人から「家族ではありえない行動」をと...

中学生の時から額賀さんが好きで、この作品も読んでいたが、当時は他の作品に比べて分かりにくかった、としか思わなかったので5年越しに再読 中学生で読んだ時は、キスの一つで何を焦ってんねんこいつは、とか思ってたけど、今読むと、家族だと認めようとした人から「家族ではありえない行動」をとられ、その結果自分に生まれた「家族に対してはありえない感情」が気持ち悪くなったと言うことなんだろうな。ちゃんとそういった描写もあるし、ただ過去の私が行間を読めていないだけだった 「家族なんていらない」と思うのも、誰かに「生きていてほしい」と思うのも、結局は当人だけの感情で、それがいとも簡単に他人に伝染して皆で分かりあうなんて楽観的すぎる けど、たまにその思いが通ずることがあるから人間はやめられないんだよね、みたいなメッセージを私は受け取った。 やっぱり額賀さんの書く青春が好きだ

Posted by ブクログ