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口笛の上手な白雪姫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2018/01/25 |
| JAN | 9784344032453 |
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口笛の上手な白雪姫
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口笛の上手な白雪姫
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商品レビュー
3.7
102件のお客様レビュー
どうしてかよい意味で裏切ってくる。なかなか素直にハッピーエンドにさせてくれないのだ(もちろん全部ではなく)。正確に言えばハッピーエンドともバットエンドとも違う。けれど後味はあまりよくない。それでいて残る感じはなく、淡白である。これが何とも不思議な読書体験を生み出してくれる。今回も...
どうしてかよい意味で裏切ってくる。なかなか素直にハッピーエンドにさせてくれないのだ(もちろん全部ではなく)。正確に言えばハッピーエンドともバットエンドとも違う。けれど後味はあまりよくない。それでいて残る感じはなく、淡白である。これが何とも不思議な読書体験を生み出してくれる。今回も短編集で、そういった結末のものがいくつかある。 <亡き王女のための刺繍> 子供に対する周囲の無条件な愛は一体何歳まで許されるのだろう。子供洋服店のお針子と昔その顧客だった二人の話。読んでいると不可侵なはずの心が握りつぶされる息苦しさを感じた。主人公の記憶の中で甘ったるいゼリーとオブラートを飲み込むシーンが鮮烈で歪みきった印象を残す。りこさんは確かにいい人。でも本当にいい人なのだろうか。 <かわいそうなこと> 書いているのは大人なのだが、こうした子供の視点で世界を見ると、私が実感しているよりもいろんなもので溢れているのだなと思う。子供の視点ながら容赦のなさにくすっと笑いながらも、かつて自分に降りかかってきた状況と似通っているシーンもあってあんまり笑えないところもあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
8編の短編集。表題の「白雪姫」から、童話をモチーフにした可愛らしいお話かと思ったら全然違う笑。 「盲腸線の秘密」が一番好き。曽祖父と孫の秘密の電車旅。終点の小屋のウサギは存在したのかな、しなかったのかな。でもたぶんそれはどちらでも良くて、教訓もなくて、そういう意味でファンタジーだから童話ってことでいいのかも。「仮名の作家」は最後怖い笑。清いオタクの尊い推し活の話かと思いながら読んでたら終盤どんどん不穏に!「口笛の上手な白雪姫」も静かで良いな。小母さんに用心して貰えば、心配事は何もないよね。
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小川洋子さんの作り出す世界に浸りたくて、ゆっくりゆっくり読みました。 静かに存在するその世界に想いを馳せ、読み、眠り、目覚めてまた読み、眠り、というのを繰り返し、現実と物語を何度も行き来し、その境目が溶けてゆく時間を味わいました。
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