人生の目的 自分の探し方、見つけ方 だいわ文庫

本田健(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2018/01/12
• JAN: 9784479306856

商品レビュー

2024/11/09

感想
たまには人生について考えるのも良し。

色々、良いサジェスチョンがあるので、誰にでもどれかは刺さりそう。

場所によるが、人間は喫緊の命の危険に晒されなくなったので、色々考えるのだろう。

あらすじ
・意識を向けたものが手に入る
・社会的な価値から脱する
・何を一番大切にしてきたのか
・人生の試練をあらかじめ想定しておく
・家族との関係を楽しむ
・つき合う人を変える
・一歩踏み出す勇気を持つ
・執着を手放す

2024/10/26

「人生に目的なんてあるの？」と興味本位で読みました。本田健さんの本は、これまでも読んだことがあり、自分の思考に合致する部分も多かったです。印象としては、同じことをいろいろな切り口で言ってくれていること。
普段、あらゆることを人のせいにして生きていることに反省しつつ、ときには自分を褒めたり、自分の好きなことをやってみたりしようと思いました。

★自分なりに心に留めておきたい内容★
・「ごく普通の毎日に、意味をみ出せるかどうか」同じ仕事をしたとしても、不満に思っている人と幸せに感じている人とでは、幸せ度は全く違う。
・「つまらない仕事はなく、つまらないと感じる人がいるだけだ」気持ち次第で最高の仕事もつまらなくなるし、退屈に見える。
・人生のストレスは、その原因が入れ替わるだけで、実はいろいろなところに移動しているだけ。
・苦しみ、挫折は「期待する」から起きる。過度な期待をすればするほど、それは失望に変わる。
・自分の「幸せの瞬間は？」自分が誰かにしてあげたいときに幸せを感じる→与えるのが得意なタイプ、何かをしてもらったときに幸せを感じるのは受け取るのが得意なタイプ
・人生の目的はワクワクすることの周辺にある。
・家族と上手につながれる人は、世界ともつながりやすくなる。
・好きなことをやると、毎日が幸せ感と充実感に満たされて、魅力的になり、人やチャンス、お金を引き寄せやすくなる。
・自分の思考パターンを見る。「思考グセ」なんでもポジティブに考える人もいれば、なんでもネガティブに考える人もいる。
・人生の目的は、思考の世界ではなく、感情の世界にある。
・謙虚であることは、とくに日本では美徳とされるが、それが行き過ぎて、自分を卑下してしまうと、永遠に人生の目的は見つけられない。
・自分のモチベーションがどこからきているのかチェックする。自分のモチベーションが、深いところから来ているのか、浅いところから来ているのか。「人が喜ぶかどうかではなく、自分が心から楽しいと思うかどうか」
・自分の心にずっと引っかかっていて、やっていないことが、自分の人生を飛躍的に変える。【最初はたいしたことがないように感じていても、継続していくと、きっと大きな結果が出る。自分には無理だとは思わない。】
・宿命とは生まれたときに決まっていたこと。運命は日常生活でも作られる。10年間、コツコツと英語の勉強をしていた人が、海外に派遣されたとしたら、その人がコツコツと準備していたから。ふだんから地道な努力なしていると、自分の運命を変えることができる。
・自分の態度や行動が変われば、それに呼応して、相手の態度や行動も変わることがある。
・祝意と運命のラインを見分けるには、ものの見方を変える。
・自分が発信するものが、自分が将来受け取るもの。なぜなら、自分が出しているものを受信した人が、引き寄せられるから。
・これからの自分の未来は、感情、思考、行動の3つの選択で決まる。【自分の感じ方、考え方、行動が変われば、ゆっくりだが確実に変わる】

2023/10/18

素直な性格ではないので自己啓発本はあまり購入することがない自分が珍しく手に取った本。

人生の目的も幸せの概念も人それぞれだから当然だが、全体を通してちょっと抽象的にフワッと書かれているようにも感じた。

人生に意味も目的もないと気付いたのは10代の頃。
意味も目的もないなら作ればいいと気付いたのは20代の頃。
しかし未だ人生の目的は見つけられずにいる30代の今。

自分がワクワクすることってなんだろう。
子供の時は絵を描くことが好きだった。今もやっぱり絵を描くのは好き？なのかな？わかんないな。

家族とは疎遠。友人もいない。
でも今更親睦を深めようとは思えないな。とりあえずこれはこのままでいいや。っておいてたら後悔するのかな。

喜びや愛を発信すると時差があるが返ってくるという。
マザーテレサも似たようなこと言ってたが感情・思考・行動が人生を決めると。
底なしのネガティヴ沼にどっぷり浸かっている現状だが、少しでもポジティブな感情や思考で生きれるようになりたい。
（いかに自分が無価値かを説得するネガティブ沼の住人。まさに。耳が痛い。）