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絞首台の謎 新訳版 創元推理文庫アンリ・バンコラン・シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2017/10/30 |
JAN | 9784488118433 |
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絞首台の謎 新訳版
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で見かけて、何の気なしに(ミステリが好きという、単純な理由で)手に取ったが、まさかのアンリ・バンコラン2作目というオチである。 語り手ジェフ氏ももちろん「はじめまして」なので、まずは人名と人物相関図を把握するのに手間取った。 次なる難関は、やけに派手好きな描写である。修飾語の、なんと多いこと。結局何が言いたいの、つまりどういうこと? という疑問を通り抜けてどうにか読了。 そういえばアメリカの作家とはあまり相性が良くなかったな(つまり途中で挫折する作品が多い)と思い出した一作であった。 とはいえ、途中、謎解きのパートが始まると非常にスムーズにページが進んだ。 特に最後のページ、バンコランの悪魔的ほほえみは、彼がこうなることを見越していたのでないかと思えるほど。 これまでミステリの主役たる探偵は「善人」ないし「正義の塊」であることが多かったので、私にとっては初めての、「悪魔的な」探偵であった。 なるほど、これはこれで乙である。せっかくだからバンコランシリーズ一作目も読んでみようかなと思わせてくれる作品だった。
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バンコランの悪魔的なところを思う存分楽しんだ。 霧のロンドン、会員制クラブに届く絞首台の模型、死者だけを運転席に乗せて走り回る車、死刑執行人を名乗る脅迫の手紙。攫われた美女、行方不明になるエジプト人の富豪。予告の手紙には実在しない土地の名前が書かれ、攫われた富豪が絞首されるのはどこか、犯人に名指しにされた警部はロンドン中を捜す。 エジプトの品々やら過去の決闘沙汰やら、色々なものが混じり合って幻想的な雰囲気の中、謎を解けたら晩餐を奢らせるなどというかけに乗って推理するバンコラン。人命かかってるんだよ!?という感じだけど、まあかかってるのも悪い奴の命ではあり…。 最後、ご機嫌に鼻歌を歌うバンコランが本当に悪魔的ですごかった。面白かった。
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アンリ・バンコランの第二作です。サリニー事件の七か月後「銀の仮面」初日観覧のため霧深いロンドンに来ていた魔王様一行の目前、死体を運転席に乗せたリムジンが走り抜け滞在中のクラブに着きます。所轄の警部は「ルイネーション《破滅》街の絞首台で吊るされたぞ」と殺人予告があったと言い、そんな...
アンリ・バンコランの第二作です。サリニー事件の七か月後「銀の仮面」初日観覧のため霧深いロンドンに来ていた魔王様一行の目前、死体を運転席に乗せたリムジンが走り抜け滞在中のクラブに着きます。所轄の警部は「ルイネーション《破滅》街の絞首台で吊るされたぞ」と殺人予告があったと言い、そんな街は無いと怪しみます。タイムリミットもの張りに48時間以内に犯人を挙げると豪語する〈サリーちゃんのパパ〉もとい魔王様。語り手はジェフ・マールでラブロマンスもあります。幻想的なロンドンを彩る新訳は素晴らしいの一言です。(1931年)
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